スキルとキャリア

個人としての差別化競争戦略:他と違う価値を作るために意識的に取り組んでいる2つのこと

アイディアに困ったり、新しいことを考えつかなかったり、他の人と違う発想で考えられるようにしたいと思ったり。

この手の悩みって、時々感じたりしますよね。

特に、提案をするようなお仕事や、事業を立ち上げようとしているとき、ソリューションを考えたりするときに、発想やアイディアが必要になります。

あとは、どうもアウトプットがこじんまりして、自分でもつまらないと思うこととか、ね。

ぼくの経験上、こういう時って、だいたい2つのことが原因だったりします。

新しいアイディアが出てこない原因

  1. インプットがおろそかになっている
  2. インプットの仕方が偏っている

このWebサイトを読んでいる人は、おそらく①の「インプットがおろそかになっている」ことは無いと思います。

問題は、2つめの「インプットの仕方が偏っている」ですね。

結論を先に言っちゃうと、これを解消する方法は、以下の2つです。

他者との違いをもたらすインプットの方法

  • 自分から離れた知識に触れる
  • 自分から遠い人と出会う

今回は「個人としての差別化競争戦略:他と違う価値を作るために意識的に取り組んでいる2つのこと」と題して、インプットの仕方についてご紹介していきます。

個人として、他の人との違いをもたらすことにもつながるセルフ・プロデュースっぽい考え方でもあります。

もう1段・2段とステップアップしたいと思ったら、ぜひやってほしい事かもしれないです。

「この人、ちょっと違うな、デキるな」って思われたかったりしたい人には、参考になるかもしれないですね。

それでは、さっそくみていきましょう〜。

関連する記事

個の時代に独自性を身につける「セルフ・プロデュース」のススメ:空気読むのヤメちゃえば?

もくじ

自分から離れた知識に触れる

ぼくは仕事に関係する本を読んだりしますが、ちょっと仕事から離れた本なども読んだりします。

今だと、人事関連の仕事の本を読みますが、ちょっとズラしたテーマで、新規事業開発とか、マーケの人が読みそうな本とか、もっと離れて進化心理学とか神話の本とかも読んだりします。

こういう別のジャンルや普段と違う世界に触れることで、偶然のひらめきやアイディアを誘発させようとしてたりしますね。

「この本に書いてあることは、自分の仕事の領域で考えるとこう言えるな〜」とか、そんな感じです。

こういったことをちょっとずつ積み重ねていくと、説明の際の例え話や、提案のコンセプトづくりに役立っていたりしますね。

素晴らしいアイディアや面白いアウトプットをする人って、こういったインプットの時点での差が大きいんじゃないかな?って思います。

多くの知識はググったり本を読んで手に入ります。

でも、人との差をつけるのは、知恵に変えられるほど深くて新鮮な情報か、自分の思考や発想から遠い考え方にどれだけ触れているかで決まってきますね。

関連する記事

新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】独自価値の創造が必須

新規事業&スタートアップ立ち上げ時に読むおすすめ本【顧客開発編】失敗の多くの理由は集客

自分から遠い人と出会う

もう一つは、「自分から遠い人と出会う」です。

普段の仕事で話す人というのは、職場の同僚や上司、そしてクライアントだったりしますよね。

この期間が長く続いていくと、考える枠組みや思考の幅というのがどんどん凝り固まってきてしまいます。

同じ発想で、ほとんど同じようなアイディアしか出なくなるんですよね。

何か新しい価値を作り出そうとしたときに、あるいは他との違いを作り出そうとしたときに、ぼくはなるべく「外部の人」にお話を聞くようにしています。

外部の人との出会い方

ですので、定期的に人との出会いを作るように意識してますね。

最近だと、オンラインの勉強会やワークショップに参加したり、ビジネスマッチングアプリやSNSでDMを送ったりします。

「もし良ければ、今考えているアイディアについてご意見をいただけないでしょうか?」みたいな。

1割程度の人は丁寧にお返事をくださったりもするので、良い出会いがあったりしますね。

※時々こういう活動をすると、「外の人との出会い」って意外と求められていたりするんだなと、実感しますね。

そして、今考えていることを相手に伝えてみて、相手がどう思うか、違う観点はないかなどのフィードバックを得られるようにしています。

出会いの目的は「新しい価値」や「差別化」

この時の相手にも注意ですね。

こちらは新しい視点やアイディアが世の中に通用するかどうか手応えを得たいというのが目的としてあります。

なので、ブレイクダウンして考える人や、テーマに対して原因などを掘り下げていくような思考の人は要注意です(そういった思考に苦手意識があって克服したい人は良いですよ)。

むしろ、思考をワイドに発散させられるかどんどん話が広がっていける人か、一緒に何かしたいと思えるか?というのを見極めて出会いを作っていくと良いですね。

そういう意味では、雑談してて面白い人かどうか、って見極めるポイントかもしれませんね。

  • 雑談できるタイプか否か
  • 雑談して発想が広がる人か否か

こういうタイプの人と、長く交流していくことが大切です。

論理構成などは社内でも詰められるので、そこを外に求めるのはあまりお勧めしません。

事業家や経営者同士の初対面のコミュニケーションも、こういうワイドな思考がとても大事だと思いますね。

そこで生まれる事業上のシナジーを求めていたりしますからね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「個人としての差別化競争戦略:他と違う価値を作るために意識的に取り組んでいる2つのこと」と題してご紹介してまいりました。

できるときにできるところから始めてみてもらえるといいんじゃないかと思います。

緊急度は低いかもしれませんが、重要度はめちゃくちゃ高いと思いますよ。

外の人と出会うことは、営業活動においても大切かもね。

それではまた次回!

関連する記事まとめ

個の時代に独自性を身につける「セルフ・プロデュース」のススメ:空気読むのヤメちゃえば?

新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】独自価値の創造が必須

新規事業&スタートアップ立ち上げ時に読むおすすめ本【顧客開発編】失敗の多くの理由は集客