チーム学習について知りたい人「チーム学習って一体なんなのかな?どうしてチーム学習って大切なんだろう?」
このような疑問にお答えしていきます。
チーム学習は、以下のようなことを言います。
チーム学習とは
- チームのメンバーが本当に望んでいるビジョンを実現するための2つの話し合い(対話と議論)で学習し、個人の力の合計を超えた偉大なチームになるプロセスのこと
このようなことですね。
よくスター・プレーヤーの集団よりも、チームの力を集結しているチームの方が偉大なチームになったりしていることってよくありますよね。
わかりやすいのは、2019年のラグビーWC日本代表チームの優勝とかでしょうか。
これは不思議な現象ですが1人の学習とはまた異なる、チームの学習というのがあるようですね。
今回は「学習する組織のディシプリン⑤チーム学習:対話と議論の2つの話し合いを使い分ける学習組織」と題してご紹介してまいります。
ちなみに学習する組織に関連する”組織開発”については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
チーム学習とは
ここでは、チーム学習とは何かについて改めてご紹介していきます。
このチーム学習も、”学習する組織の5つのディシプリン”の1つですね。
冒頭でもご紹介していますが、チーム学習は以下のようにいうことができます。
チーム学習とは
- チームのメンバーが本当に望んでいるビジョンを実現するための2つの話し合い(対話と議論)で学習し、個人の力の合計を超えた偉大なチームになるプロセスのこと
このようなことですね。
このチーム学習は、2つの種類の話し合いによって起こります。
その2つの話し合いが”対話”と”議論”です。
ちなみに、学習する組織の5つのディシプリンについては「学習する組織の5つの構成要素とは?ノウハウではなくディシプリンと呼ばれる”鍛錬”の道」でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
以下では、チーム学習の2つの話し合いについて1つずつご紹介していきます。
チーム学習の話し合い①:対話とは
ここからは、チーム学習の話し合いの1つ、「対話」についてご紹介します。
もうよく言われていることですが、対話とは以下ですね。
対話とは
- 対話:自分達が何に対して取り組んでいくのか、それぞれの前提や文脈をわかちあうもの
そして、この対話にお互いにどんな意味があるかを探求して、洞察を加えていくことがチーム学習には大切ですね。
そのためにも、時間をかけて、じっくりとゆっくりと探求していくようにします。
チーム学習の話し合い②:議論とは
ここからは、チーム学習の話し合いの2つ目、「議論」についてご紹介します。
議論とは以下ですね。
議論とは
- 議論:すでに決まっているテーマを解決するためにどうするべきかを意見を戦わせるもの
つまり議論はぶつけ合うものです。
お互いの考えをぶつけてみて、さまざまな観点から分析をしていきます。
そしてチームの合意を得て一つの方針を決定していきます。
ちなみに、議論と対話については、以前「対話と議論の違いとは?対話なき議論や議論なき対話が組織マネジメントを衰退させるって話」でも解説しているので、よければチェックしてみてください。
おすすめ本
ここでは、チーム学習のおすすめ本をご紹介しておきます。
おすすめ本は以下です。
おすすめ本
興味があれば、ぜひ読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
チーム学習とは
- チームのメンバーが本当に望んでいるビジョンを実現するための2つの話し合い(対話と議論)で学習し、個人の力の合計を超えた偉大なチームになるプロセスのこと
組織の学習効果として狙えるのであれば、対話を進めていくのも良さそうですが、そこまで強制するのもなって気もしますけどね・・・ど〜なんでしょう?
今回は「学習する組織のディシプリン⑤チーム学習:対話と議論の2つの話し合いを使い分ける学習組織」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!
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