共有ビジョンについて知りたい人「学習する組織に必要な”共有ビジョン”って何なんだろう?どういうものが共有ビジョンなのか知りたいな。」
このような疑問にお答えしていきます。
結論を先に行ってしまうと、共有ビジョンとは以下のようなものですね。
共有ビジョンとは
- 「自分達が何を創造したいのか?」の問いに対する答え
これが共有ビジョンと呼ばれるものですね。
例えば、
- ○○な社会にする
- ○○の環境を作る
- ○○ができる日本にする
みたいなところまでが共有ビジョンになっていくんでしょうね。
別の言い方をすると、”目指す世界観”とかってヤツかも。
ポイントは、個人のではなく、1人1人が心から成し遂げたいっていうところがポイントになりそうですね。
今回は「学習する組織のディシプリン④共有ビジョンとは何なのか?心から成し遂げたい私たちのビジョン」と題してご紹介してまいります。
ちなみに学習する組織に関連する”組織開発”については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
共有ビジョンとは:自分達が何を創造したいのか?
ここでは、共有ビジョンとは何かについて改めてご紹介していきます。
冒頭でもごご紹介しましたが、共有ビジョンとは以下のようにいう事が出来ます。
共有ビジョンとは
- 「自分達が何を創造したいのか?」の問いに対する答え
ビジョンが本当に共有されているとき、人々は共通の意思で結束していきます。
これが組織内のエネルギーになっていきますね。
また、多様な人々を同じ方向に引っ張る力にもなります。
学習する組織の5つのディシプリンについては「学習する組織の5つの構成要素とは?ノウハウではなくディシプリンと呼ばれる”鍛錬”の道」でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
組織に”コミットメント”が生まれない理由
ここでは、組織にコミットメントが生まれない理由についてご紹介していきます。
組織にコミットメントが生まれないということが良くあります。
これは、「目標のなし崩し」などによって、ビジョンが単なるお題目や建前になってしまうのもというのがありますね。
それって、その人たちが一人ひとり成し遂げたいと思っていないからですね。
これを回避するためにも、やっぱり一人ひとりが個人のビジョンを持ち、それを共有化していく必要があります。
目標のなし崩しに関しては「学習する組織のディシプリン①システム思考とは?ものごとの全体を捉えた構造の9つの原型」でも紹介しています。
共有ビジョンの構築プロセス
ここでは、共有ビジョンの構築プロセスについて触れていきたいと思います。
共有ビジョンの構築プロセスは以下です。
共有ビジョンの構築プロセス
- 個人ビジョンを作る
- チームビジョンを作る
- 組織ビジョンを作る
- 企業ビジョンを作る
- 社会ビジョンを作る
このようにして、ビジョンの輪を広げていくイメージで共有ビジョン化を図っていくことが大切ですね。
これによって、組織に強いコミットメントが生まれていきます。
おすすめ本
ここでは、共有ビジョンのおすすめ本をご紹介しておきます。
おすすめ本は以下です。
おすすめ本
興味があれば、ぜひ読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
共有ビジョンとは
- 「自分達が何を創造したいのか?」の問いに対する答え
よく、”ビジョンに共感していればOK!”っていう認識の人もいるかもしれません。
そういう人って、もしかしたら”自分のビジョン”とかお持ちじゃなかったりしませんか?
それをいかに共有ビジョンとしてつなげて、ビジョンの輪を作っていくのかが大切なのかもしれませんね。
今回は「学習する組織のディシプリン④共有ビジョンとは何なのか?心から成し遂げたい私たちのビジョン」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!
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