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問題解決力を高めるおすすめ本厳選10冊【行動編】:むしろこっちのスキルの方が大事だと思う

問題解決行動

これを読まれている人の中で、以下のような疑問を持っている人はいないでしょうか?

  • 問題解決っていっても、結局最後は人に動いてもらわないといけない
  • 相手を動かす方法って一体どんな方法があるんだろう?
  • 人を動かしたり組織を動かしたりするときに、事前にどんな準備をすればいいんだろう?

問題解決をするといっても、机上ではなく、実際には人や組織を通じて行動しないといけないことがほとんどですからね。

以前の記事では、問題解決の「思考」に注目していましたが、今回は、問題解決の「行動」に注目してみたいと思います。

この記事では、「問題解決力を高めるおすすめ本厳選10冊【行動編】:むしろこっちのスキルの方が大事だと思う」と題してご紹介してまいります。

人や組織を動かすときに参考にしてもらえたらと思います。

それでは、さっそくみていきましょ〜。

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もくじ

問題解決力や思考力を高めるおすすめ本【行動編】

それでは、ここから問題解決力やその思考法を高めるおすすめ本をご紹介してまいります。

今回は、行動編として、相手を動かす時の役立つおすすめ本中心にご紹介します。

以下で1つひとつみていきますね。

EQリーダーシップ

リーダーシップの6つのタイプについて解説してくれているおすすめ本です。

  • ビジョン型――共通の夢に向かって人々を動かす
  • コーチ型――個々人の希望を組織の目標に結びつける
  • 関係重視型――人々を互いに結びつけてハーモニーを作る
  • 民主型――提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る
  • ペースセッター型――難度が高く、やりがいのある目標の達成をめざす
  • 強制型――緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める

自分を含め、相手はどんなタイプでどういう行動様式で考え方なのかを理解するのにとても参考になると思います。

(対社内、対社外によっても発揮の仕方がまた違うかもしれないですけどね。)

影響力の武器

こちらは、まさに「影響力」を相手に発揮していくための普遍的メソッドが解説されている名著ですね。

返報性、希少性、権威、コミットメントと一貫性、好意、社会的証明など、交渉やマーケティング、認知活動時においても勉強になる基本的メソッドが研究結果とともに解説されています。

最近出版された実践編の方がリアリティありますね。

サーバントリーダーシップ

リーダーシップのイメージを払拭してくれた名著ですね。

人を強い意志で引っ張っていくだけがリーダーシップではなく、奉仕する姿勢・マインドで自然とその人の魅力が高まり、結果人がついてくるという、そんなリーダーシップ論です。

「持続的リーダーシップ」として注目された考え方ですね。

予想通りに不合理

こちらは行動経済学的な一冊ですが、ぜひ読んでいただきたいおすすめ本です。

タイトル通り、なぜ人は合理的に行動しないのかを、あらゆる観点でそれぞれの実験を通じて解説してくれている論文集です。

そもそも人間とはどういう行動様式なのか?を理解できる、楽しめる一冊です。

1分で話せ

こちらも有名な書籍で、相手を動かす、人に働きかけることを主眼としたおすすめ本ですね。

「結論」と「根拠」でロジカルに考え、相手に結論を示し、根拠3つに絞って納得させて、結論と根拠をつなげて伝える。

何気なくプレゼンやコミュニケーションの上手い人がやっているテクニックを上手く伝えてくれている名著ですね。

他者と働く

こちらは、以前もご紹介したおすすめ本ですね。

相手のバックグラウンド、考えに至った価値観、状況などあらゆることを推察して、相手目線で物事を考えるときに非常に勉強になると思うおすすめ本ですね。

ここで紹介される「ナラティブ」と「適応課題」いう言葉だけでも覚えておいてほしい。

きっと、誰かと交渉するとき、何かを働きかけるときに参考になると思います。

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言葉にできるは武器になる

こちらは、「なんとなくみんなが思っている抽象的な言葉」をズバッと言語化するときに読み返しているおすすめ本ですね。

何かのコンセプトワードを考えたり、キャッチーな言葉を考えるときに役立ちます。

こういう言葉の言語化力を高めることも、問題解決行動ではとても大切だと思いますね。

言葉が1人歩きする組織の中で、どれだけ良い言葉を1人歩きさせるかも、作戦のうちですよ。

プレゼン資料のデザイン図鑑

こちらはプレゼンテーションする際に、資料をどう作るといいかの参考になるおすすめ本ですね。

インパクトの作り方、見せ方の良し悪しをわかりやすく丁寧に1つひとつ解説してくれている本ですね。

以前ご紹介したアウトプットクオリティを高める参考書の一つですね。

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すごい結果を出す人の「巻き込む」技術 なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?

「巻き込む」と聞くと、すごいリーダーシップの発揮や高い志、意思を持ってコミュニケーションを取らないといけないイメージがありますよね?

そういう意識高い系「巻き込み力」のイメージを払拭してくれる一冊ですね。

この本で書かれている説明の仕方そのものが、納得のしやすい理屈で書かれているので、そういうのも参考になりそう。

孫子の兵法

2013年に一度同じタイトルで出版されている復刻版ですね。

孫氏の兵法で有名でかつ、リーダーに求めるパラメーターである「智・信・仁・勇・厳」についてや、兵法の計略について学べる一冊です。

相手がリーダーだった場合に、どう作戦を組み立てコミュニケーションに臨むのか?

そういう状況でとても役立つおすすめ本ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、「問題解決力を高めるおすすめ本厳選10冊【行動編】:むしろこっちのスキルの方が大事だと思う」と題してご紹介してまいりました。

問題解決をする際に、思考と行動の、「行動」の部分に注目して、ぜひコミュニケーションやその他の工夫に目を向けてみて下さい。

頭ばっかりじゃなくて、ビジネスの相手は「人」ですからね。

参考になれば嬉しいです。

それでは、また次回。

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