テレワークになって、会社に1年半ほど行っていません。
新年度のキックオフもZoomでやりますし、同じチームのメンバーの人とも対面で全く会っていませんね。
こうなってくるのが、「オフィスいる?」問題。
多くのビジネスマンは、たぶんテレワークによる在宅ワークが中心となっていくと予想されていますよね。
そしてまたたぶん、その前提でテレワーク・スキルを身につけていかれるんだと思います。
そんな中で、オフィスってこれから必要なのか?ってこともちょっとぼんやりと考えてみていました。
そこで思ったのが、「偶然の出会い」ですね。
今回は、「これからのオフィスに求められる機能について考えてみよう:偶然の「人との出会いの場」」と題してご紹介してみたいと思います。
これからのオフィスを交えたオンラインとオフラインのワークデザインを考えるきっかけにしていきたいです(個人的にw)。
それでは、さっそくみていきましょう!
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もくじ
これからのオフィスに求められる機能:たわいもない雑談
テレワークになって、1日8時間びっしりとZoomやteamsでのMTGって人も多いんじゃないでしょうか?
これによって難しくなったのが、「たわいもない雑談」です。
(「たわいもない」と書いてますが、本音では超重要だと思って、あえて強調してます)
たわいもない雑談って、通常の設計された会議とは違いますよね。
MTGであれば、ゴール設定とそれにそったアジェンダが設定されていて、それに準じて進んでいきます。
たわいもない雑談は、目的もなく、アジェンダも組まずに話をすることで発散的なアイディアが生まれると思っています。
昭和生まれ世代の「飲みニケーション」や「喫煙所の合意形成」がこれを担ってたわけですね。
酒とタバコ、最高ですね!w
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テレワークの限界は偶然の「人との出会い」
テレワークにも慣れちゃっている人は、例えば社内のMTGを移動しながら参加していたり、1on1ミーティングなども散歩しながらしたりしますよね。
(いや、観察も大事ですけどね…)
テレワークのリテラシーが身に付くと、完全にオンラインでも問題ないという人も多いと思います。
テレワークでも雑談は十分にできるようになりますが、ひとつだけ難しいのが偶然の人との出会いというのがあります。
どうしてもオンラインだと、話す相手は誰かの意図が含まれて決まってきますからね。
以前の記事にも書きましたが、人との出会いの場って、キャリアにおいてはとても重要だと考えます。
異業種交流会のような場に参加したりすることも可能ですが、社内においても、偶然の人との出会いは以下のような点で必要じゃないかと思います。
偶然の出会いがもたらすもの
- 偶然の知識との出会い
- ソリューションのアイディア
- 施策への思わぬ観点でのフィードバック
- 人と人との連携
- 今後の事業プラン
(他にももっとありそう)
自分たちの会社の中で、オフィスの機能として今後さらに誘発させていきたい部分は、この偶然の人との出会いによる上記のメリットなのではないかと思います。
お酒を飲みにいくような、Hubのようなコンセプトのオフィスだと、こういった偶然の出会いは設計できそうな気がしますけどね。
個人としても企業としても、さまざまな差別化や独自性を作り出すきっかけがデザインされたオフィス機能が、もっと作れていくと面白そうですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「これからのオフィスに求められる機能について考えてみよう:偶然の「人との出会いの場」」と題してご紹介してまいりました。
オフィスの機能としては、他にも人材開発観点でも考えられそうなので、続投していければと思います。
それでは、また次回!
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