ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- いっつも目の前のことに振り回されてるな、あの人
- ミクロのことにとらわれすぎてない?
- 手当たり次第やればいいってもんでもないでしょ、、、
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
おそらくそれは、「計画力」という能力が影響していると思います。
以前の記事で、組織においては「計画組織力」が重要だとお伝えしました。
いきなり計画組織力だと難易度・権限の問題で発揮ができないこともあり、実際には計画力という能力を設定しているところもありますね。
今回は「計画力とは?チームとしての実行能力を考慮して現実味のある実践的活動プランを構築する能力」と題してご紹介してまいります。
もう結論を、タイトルでほとんど書いちゃってますけどね。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
計画力とは何か?計画力の定義を解説
それでは、ここから「計画力」とは何か?ということで、「計画力」の定義についてご紹介してまいります。
「計画力」の定義としては、以下ですね。
計画力の定義
自分やチームの活動を実践的に設計する能力
「実践的に」「設計」というところがポイントなんでしょうね。
かなり堅実味を帯びていないといけない気がするな〜。
では、「計画力」の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは「計画力」の強い人からいきましょう。
計画力の強い人の行動の特徴
それでは、「計画力」の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
「計画力」の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
計画力の強い人の行動の特徴
- 手順や段取りが合理的で無理がない
- リスク回避や対策が考えられている実施計画を作る
- 外部環境・内部要因の状況を考慮して適切に優先順位をつけて計画を練る
- 自分やチームの能力を考慮して実行計画を作る
このような行動をする人は、「計画力」が強いといえます。
チーム内のリソースとして保有しているパフォーマンス、内外の状況、優先順位、現実的かつ合理的、この辺りがポイントでしょうね。
では、一方の「計画力」の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
計画力の弱い人の行動の特徴
「計画力」の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
「計画力」の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
計画力の弱い人の行動の特徴
- 活動内容と時間配分がアンバランス
- 目先のことにとらわれてしまい、重要度や緊急度を考慮していない
- 思いつきで指示を出して実施を急ぐ
- チームとしての実行能力を考慮してない机上のプラン
こんなようなことをする人は、「計画力」が弱いと判断できますね。
チームの実行能力を考慮しないってのは、よくある話ですよね。
思いつきで指示を出してしまうのもあるあるですね(結果は良くてもマネジメントとしては・・・みたいな)
計画力を見極めるポイント
それでは、ここでは「計画力」を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで「計画力」の高い人、低い人を見極められると思いますね。
計画力の高い人を見極めるポイント
- 目標を明確に位置付けている人
- 全体状況に照らし合わせて優先順位をつけて効率的に処理する
- 体型的に問題を捉えて全体観を持って対応している
- ことの大小や軽重を認識して、計画的に処理を進める
計画力の低い人を見極めるポイント
- 手当たり次第個別対応してる
- 段取りが不十分で、目の前の対応に注意がいきやすい
- 全体状況に目を向けずに、目先の事柄に反応しやすい
- 大局観や先を読んだ計画性が不十分
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
いますよね、自転車操業的に、目の前にことに振り回されて日々を過ごしている人って。
まとめ:計画を実現する淡々とした姿勢も
いかがでしたでしょうか?
「計画力」はゴールに向けて着実に実行していくためのタスク管理の項目にもなりますよね。
ある種、淡々とこなしていく姿勢も、能力の裏側には必要かもしれませんね。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回は、「計画力とは?チームとしての実行能力を考慮して現実味のある実践的活動プランを構築する能力」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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