自己マスタリーについて知りたい人「自己マスタリーって一体どんなことを言うんだろう?学習する組織に必要な要素みたいだけど、何を自分に対してすればいのかわからないな~。」
このような疑問にお答えしていきます。
自己マスタリーとは
- 自己マスタリーとは、知識やスキルの向上に限らず”人生において本当に望む結果をだすこと”
このように言われています。
なんか、こういう”自分の本当に望むもの”を明確にしている人って少ないんですよね。
”持っているようで言語化できていない”とか、”優先順位をつけていない”とか、”そうなるためにどうするのか道筋を持っていない”など、こういうタイプの人が多いと思います。
自分の思想信条を育まないと、自ら主体的に人生を切り開くことってできないんですけど。
どうも自己欺瞞に陥っている人が多い気がするな~。
そんな欺瞞を克服する自己マスタリーについて。
今回は「学習する組織のディシプリン➁自己マスタリーとは?学習する組織の最低条件となる自己学習」と題してご紹介してまいります。
ちなみに学習する組織に関連する”組織開発”については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
自己マスタリーとは?
ここでは、自己マスタリーとは何かについてご紹介しておきます。
学習する組織の5つのディシプリンの1つですね。
冒頭でもご紹介していますが、自己マスタリーとは以下のようなことです。
自己マスタリーとは
- 自己マスタリーとは、知識やスキルの向上に限らず”人生において本当に望む結果をだすこと”
マスタリーは、日本語では熟達という意味ですね。
名人などが芸術作品を生み出す熟練された技術や能力を身に付ける状態です。
つまり、”自己”の”熟達”って意味なので、人生に熟達することってことですね。
学習する組織の5つのディシプリンについては「学習する組織の5つの構成要素とは?ノウハウではなくディシプリンと呼ばれる”鍛錬”の道」でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
本当の欲求に気付く鍛錬の必要性
ここでは、本当の欲求に気付く鍛錬の必要性について触れていきます。
ピーターセンゲは、「たいていの大人は本当の意味でのビジョンを理解していない」って言っていますね。
多くの人は、自分のビジョンの背景を問われると「不満足な仕事」や「病気の克服」「良くない環境」などの逃れたいものが理由になっていることが多いと言います。
これは問題解決思考的な副作用でもあるようですね。
このような状態から「なぜ自分は生きているのか」「自分の思想や信条とは何か」といった個人の意義に照らした本質的な本当の欲求にフォーカスする能力を身に付けなければいけないようです。
これが鍛錬ですね。
最も良かった経験や、心から大切にしたいことを探るのが、自己マスタリーを身に付ける方法になります。
AIなどの手法が効果的ですね。
AIについては「アプリシエイティブインクワイアリー とは?組織や人の強みに注目した組織開発のやり方」でも紹介しています。
自己マスタリーは強制せず背中で教える
ここでは、自己マスタリーの扱い方についてご紹介しておきます。
自己マスタリーは、教養しないほうがいいですね。
本気で取り組みたい人を支援する環境を作ることと、言ってる本人(リーダーやマネジャー)が本気で取り組んでいることが重要です。
つまり、リーダー自身のあり方がもっとも大切なので、背中で教えるしかないんじゃないかな~って思ってます。
自己マスタリーを身に付けるおすすめ本
ここでは、自己マスタリーを身に付けるおすすめ本をご紹介していきます。
おすすめ本は以下です。
自己マスタリーを身に付けるおすすめ本
ま、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
自己マスタリーとは
- 自己マスタリーとは、知識やスキルの向上に限らず”人生において本当に望む結果をだすこと”
今回は「学習する組織のディシプリン➁自己マスタリーとは?学習する組織の最低条件となる自己学習」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!
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