組織開発

組織開発を実践するのは誰なのか?人事が主体的に組織開発を実践してもあんま意味ないでしょ

組織開発を実践するのは誰なのか?人事が主体的に組織開発を実践してもあんま意味ないでしょ
悩んでいる人
悩んでいる人

組織開発を誰が実践するのが良いか気になっている人「組織開発って誰が実践するのがいいのかな?やっぱり人事が主導して実践していくのがいいのだろうか?」

このような疑問にお答えしていきます。

組織開発を進める上で、主体となるのが誰なのか、気になる人も多いでしょうね。

組織開発を進める上での主な手法は以下ですね。

組織開発のやり方の4つの分類

  1. 関係性への働きかけ
  2. 人材マネジメントによる働きかけ
  3. 技術・構造的働きかけ
  4. 戦略的働きかけ

今回は「組織開発を実践するのは誰なのか?人事が主体的に組織開発を実践してもあんま意味ないでしょ」と題してご紹介してまいります。

ちなみに、おすすめの組織開発の本は「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」と題してご紹介してますので、チェックしてみてください。

それでは早速みていきましょ〜。

もくじ

組織開発を実践するのは誰?組織開発のやり方の4つの分類

ここでは、組織開発を実践する部分はどこなのかについて解説していきます。

冒頭でもご紹介していますが、組織開発のやり方は以下です。

組織開発のやり方の4つの分類

  1. 関係性への働きかけ
  2. 人材マネジメントによる働きかけ
  3. 技術・構造的働きかけ
  4. 戦略的働きかけ

では、それぞれの働きかけでどこが働きかけていくのかについて、以下で解説していきます。

組織開発のやり方①:関係性への働きかけ

1つ目の組織開発のやり方は「関係性への働きかけ」です。

これは、人と人との関係性へ働きかける組織開発の中心的な領域ですね。

サーベイ・フィードバックやプロセスコンサルテーション、ホールシステム・アプローチなどがあります。

その他にも、チームビルディング、多様性のマネジメント、部門間への介入などもそうですね。

組織開発のやり方②:人材マネジメントによる働きかけ

2つ目の組織開発のやり方は「人材マネジメントによる働きかけ」です。

こちらは、人材開発や目標設定、人事制度などを通じて行う組織開発です。

これは当然、人事部門が担いますね。

組織開発のやり方③:技術・構造的働きかけ

3つ目の組織開発のやり方は「技術・構造的働きかけ」です。

仕事のやり方、組織のデザインに対して働きかける領域です。

QCや組織構造の変革などを通じて組織開発を行います。

こちらは、現場の技術については品質管理部門などが担い、組織全体については経営企画部門が担ったりします。

組織開発のやり方④:戦略的働きかけ

4つ目の組織開発のやり方は「戦略的働きかけ」です。

戦略的な変革、合併、提携など、ビジョンと戦略を明確にするプロセスを通じて組織開発を行う領域ですね。

こちらも組織全体に関わるため、経営企画部門が担うことが多いようですね。

「関係性へ働きかける」担当部門が不在な日本

日本では、この「関係性へ働きかける」部分を専門で担ってくれる組織というものがまだまだありません。

ちなみにアメリカでは伝統的に組織開発部門があって、チームビルディングなどの支援をしてくれます。

しかし一方で、日本にはこの機能は少ないようですね。

やり方としては、以下のやり方が多いです。

  • 専門部門が担う
  • 人事部門が担う
  • 経営企画が担う
  • プロジェクトチームを作る

などなど、さまざまな試行錯誤が試されているようですね。

参考になりそうなおすすめ本

ここでは、組織開発を実践するのに参考になりそうなおすすめ本をご紹介しておきます。

組織開発を実践するのに参考になりそうなおすすめ本

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。

組織開発のやり方の4つの分類

  1. 関係性への働きかけ
  2. 人材マネジメントによる働きかけ
  3. 技術・構造的働きかけ
  4. 戦略的働きかけ

今回は「組織開発を実践するのは誰なのか?人事が主体的に組織開発を実践してもあんま意味ないでしょ」と題してご紹介してまいりました。

それではまた次回!

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