ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- 特に責任を取るわけでもないのにやたら細かく統制してくるな…
- 成果や業績ばっかり言ってくるけどやり方とかプロセスは何にも評価しないな…
- 細かい逸脱やミスばっかりチェックしてくるな…
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
おそらくそれは、その人の「コントロール」という能力が影響していると思います。
コントロールが強すぎる人もいますし、何にもコントロールしない人もいたりしますね。
けっこうこのコントロールは、差が大きく出るかもしれませんね。
今回は「コントロールとはどんな能力か?実行計画の進捗を管理し逸脱を適宜チェック・修正する能力」と題してご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
コントロールとは何か?コントロールの定義を解説
それでは、ここから「コントロール」とは何か?ということで、「コントロール」の定義についてご紹介してまいります。
「コントロール」の定義としては、以下ですね。
コントロールの定義
業務の遂行において、計画や基準に照らし合わせて物事が進むように見届けて、適宜効果的に修正・確認する能力
「計画や基準に照らし合わせる」と「効果的に修正・確認」というところがポイントなんでしょうね。
上手い人は、この効果的に修正・確認の「出し方」がほんとに上手いですよね。
では、「コントロール」の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは「コントロール」の強い人からいきましょう。
コントロールの強い人の行動の特徴
それでは、「コントロール」の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
「コントロール」の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
コントロールの強い人の行動の特徴
- 目標達成がスムーズに進むように、確認してそのための方法(手順)を考える
- 達成した業務やその成果を正しく見届ける
- 無駄なくリソースを使って確実に成果を出す
- 自分の下した意思決定や行動に対して最後まで責任を持つ
- 基準やルールなどからの逸脱を適宜チェックする
このような行動をする人は、「コントロール」が強いといえます。
バランスよくコントロールするのが本当に難しいですけどね。
では、一方の「コントロール」の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
コントロールの弱い人の行動の特徴
「コントロール」の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
「コントロール」の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
コントロールの弱い人の行動の特徴
- 進捗管理を全くしない
- 修正すべきことをそのまま放置している
- 何もかも細かく管理・統制したがる
- 期日管理や報告の意識が低く、やりっぱなしになる
- 成績のみを重視してプロセスを見ない
こんなようなことをする人は、「コントロール」が弱いと判断できますね。
管理・統制しすぎても弱みになりますし、何もしなくても弱みになる、不思議な能力ですね。
コントロールを見極めるポイント
それでは、ここでは「コントロール」を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで「コントロール」の高い人、低い人を見極められると思いますね。
コントロールの高い人を見極めるポイント
- 連絡や報告の業務上の手配を確実に実行する人
- 組織のルールから外れないように安全に確実に対処する
- 進捗管理や成果管理の措置を細かく設定して着実な統制を図る
コントロールの低い人を見極めるポイント
- 確認行動が少なく、やるべきことが曖昧なままにしてしまう
- 行動や成果の是正・修正の働きかけが少なかった
- 確認・フォローの対応が曖昧であったり、後手に回ってしまう
- 成果見届けの姿勢が乏しい
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
弱い人の特徴としては、詰めが甘かったり、放任主義だったりしますね。
まとめ:コントロールを発揮する近道
いかがでしたでしょうか?
「コントロール」はそれこそ発揮する上でもコントロールが必要です。
なるべく、コントロール下にあたるメンバーとの約束事を、心理的負担が内容に配慮しながらコントロールしていくことが重要です。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回は、「コントロールとはどんな能力か?実行計画の進捗を管理し逸脱を適宜チェック・修正する能力」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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