スキルとキャリア

思考力や意思決定に必要な能力とは?意思決定のプロセスに応じて発揮すべき必要な能力を解説

これを読まれている人の中で、以下のような悩みを持たれている人もいらっしゃるかもしれませんね。

  • 思考力や意思決定力って、どういう仕組みになっているんだろう?
  • 思考力や意思決定力を高めていくにはどうしたらいいんだろう?

ぼくも今でも悩んでいますけどね。

ただ、「思考のプロセス」というのがあるってことを知ってからは、それぞれのプロセスごとに必要な能力を把握して、前後策を考えるようにはなりましたね。

思考力や意思決定のプロセスに必要な能力は以下です。

意思決定のプロセスに必要な能力

  1. 情報把握力
  2. 分析力
  3. 策定力
  4. 決断力

新しい価値創造に必要な能力

  • 創造的指向性

過去の記事でもご紹介していますが、こちらではまとめてご紹介してみたいと思います。

今回は「思考力や意思決定に必要な能力とは?意思決定のプロセスに応じて発揮すべき必要な能力を解説」と題して解説してまいりますね。

それではさっそくみていきましょう〜。

もくじ

思考力や意思決定に必要な能力とは

ここでは、改めて「思考力や意思決定のプロセスに必要な能力」についてご紹介してまいります。

思考力や意思決定のプロセスに必要な能力を改めて下記に記載させていただきます。

意思決定のプロセスに必要な能力

  1. 情報把握力
  2. 分析力
  3. 策定力
  4. 決断力

新しい価値創造に必要な能力

  • 創造的指向性

ここまでの意思決定に必要な能力の全体的な流れに意識してみて下さい。

意思決定のプロセスに必要な能力:情報把握力

情報把握力は、意思決定を行うにあたって、一番最初に必要となってくる能力ですね。

情報把握力とは、一言でいうと「インプット」です。

物事の情報をたくさんの観点で理解していったり、ポイントを抽出できるようにしていくのがここでは大切ですね。

情報把握力については、以下の記事でもご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

関連する記事

情報把握力とは?全体俯瞰によるインプットにより啓発される意思決定の土台となる重要な能力

意思決定のプロセスに必要な能力:分析力

次に、意思決定を行うにあたって2番目に位置付けられているのが、この分析力です。

分析力は、一言でいうと色んな軸でその情報に対する解像度を高めることですね。

例えば、企業について分析するときは、3C分析(customer、competitor、company)などを使って、企業を取り巻く環境を分析したりしますね。

このように、多角的な視点で現状を深く理解していくのが分析力だったりしますよ。

関連する記事

分析力とは?物事の背景や本質・核心、真意や真相にたどり着く能力:思い込みからの脱却が必要

意思決定のプロセスに必要な能力:策定力

次に策定力ですね。

これは、いわゆる対策立案の能力、企画力とか、プランニングスキルとかって言いますよね。

複数の案を作ってみたり、それぞれのメリットやデメリットを比較して判断できるような状態にしたり、そこから実現の可能性を見出していきます。

質の高い策定力には、ある程度の回数を積み重ねていく必要もあるかもしれませんね。

関連する記事

策定力とは何か?状況に適した対策案を立案する能力:実現性と効果性の2つを担保すること

意思決定のプロセスに必要な能力:決断力

最後に、意思決定に必要なのが決断力ですね。

キッパリと決断をしていく、明確にブレずに決めるというのが必要ですね。

あまり朝令暮改すぎるのも、信頼されなくなっちゃいますね。

あとは、決めるのが遅かったり、人任せのスタンスの人とかも決断力が低い人の特徴です。

この辺りは注意してほしいですね。

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新しい価値創造に必要な能力:創造的指向性

こちらは特殊かもしれませんが、非常に重要な能力なのが「創造的指向性」です。

常に創意工夫をするという姿勢が必要ですけどね。

他にも、新しいことを思いつくとか、他の人と違う発想・視点で価値を生み出すとか、この辺りがキーワードですね。

人間の能力において、もっとも面白くてワクワクする知的能力かもしれませんね。

創造的指向性については、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。

関連する記事

創造的指向性が高い人と低い人の行動の違いとは何か?発揮する近道は「違い」を作ることかも

思考力や意思決定に必要な能力を高める方法

ここでは、「思考力や意思決定に必要な能力を高める方法」についてご紹介してまいります。

情報把握力はやっぱり一番は読書が効果的だと思います。

難しいビジネス書などをじっくりしっかり読みこなす読解力を高める意識で読んでみると良いでしょうね。

分析力や策定力は、思考力を高める書籍などを参考に、紹介されている方法を「使う」ことが大切です。

使いこなせるくらい、トレーニングしてみても良いでしょうね。

決断力は、以前もご紹介していますが、戦略シミュレーションゲームや将棋・チェス・オセロ、麻雀などをじっくりやってみるのも良いでしょうね。

あと、ポーカーなどで決断力を鍛えているという経営者の方も多いですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「思考力や意思決定に必要な能力とは?意思決定のプロセスに応じて発揮すべき必要な能力を解説」と題して解説してまいりました。

何かの参考にしてもらえたら嬉しいですね。

それでは、また次回!

情報把握力とは?全体俯瞰によるインプットにより啓発される意思決定の土台となる重要な能力

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