階層について理解したい人「組織の中には、階層ってものがあるけど、この階層にはどんな種類があるんだろう?それぞれの種類の特徴とか知りたいな〜。」
このような疑問にお答えしていきます。
人間の意識の発達段階に応じて、組織の階層の型は3つの種類で見ることができます。
その階層の型は以下です。
組織の階層の3種類
- 支配型
- 反階層
- 成長型
このような3つくらいの型がありますよ。
多くの場合は、1つ目の支配型になるでしょうね。
社長がいて、部長がいて、課長がいて、部下がいるような構造は支配型の一般的なヒエラルキーですね。
ティール組織を目指すんだという会社は、まずは自分達がどんな組織構造なのか、それをどのようにして変えていくのか、分析してみることをお勧めします。
今回は「組織を成り立たせる”階層(ヒエラルキー)”の3種類とは?支配型・反階層・成長型の階層」と題してご紹介してまいります。
ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
人間の発達段階に応じた組織の階層
ここでは、人間の発達段階に応じた組織の階層についてご紹介していきます。
冒頭でもご紹介していますが、組織の階層は以下の3つの型に分類できます。
組織の階層の3種類
- 支配型
- 反階層
- 成長型
そして、人間の発達段階に応じた組織の階層は以下のようになっていきます。
人間の発達段階に応じた組織の階層
- ターコイズ:全体の眺め・・・成長型
- イエロー:しなやかな流れ(ティール)・・・成長型
- グリーン:人間らしい絆・・・反階層
- オレンジ:努力への意欲・・・支配型
- ブルー:真理の力・・・支配型
- レッド:力のある神々・・・支配型
- パープル:血族の精神・・・なし
- ベージュ:存在の感覚・・・なし
では、以下ではそれぞれの組織階層の型についても触れていきます。
組織階層の型①:支配型
ここでは、組織階層の型の支配型についてご紹介していきます。
支配型にも実は種類がありすが、大きくは、冷酷な力を持ってして支配する組織(レッド)、社会階級的な支配をする組織(ブルー)、能力や成果を求める組織(オレンジ)、などがあります。
階層構造を作る時の基準が異なるんですよね。
ただ、上位階層が権限や権力を持ってして下位階層を支配する構造はいづれも同じですね。
組織階層の型②:反階層
ここでは、組織階層の型の反階層についてご紹介していきます。
半階層型は、あらゆる階層を否定して攻撃を仕掛けるというのが特徴ですね。
インテグラル理論によると、組織の中で誰かが反階層などという主張をし始めた時、大抵の場合はそこには発達として次の段階に移行しようとしているサインですね。
なので、成長型を目指すのであれば、いい傾向なのかも。
組織階層の型③:成長型
ここでは、組織階層の型の成長型についてご紹介していきます。
成長型は、再びヒエラルキーの階層となります。
ここは、入れ子状になって上位階層が下位階層を内包していく形です。
上位階層にとって、下位階層は必要な存在で、欠けては存在できない、相互依存の関係性脳なんですよね。
おすすめ本
ここでは、インテグラル理論を提唱しているケン・ウィルバーのおすすめ本についてご紹介しておきます。
より、組織の階層と発達について知りたい人はこれらを読んでみてください。
インテグラル理論のおすすめ本(ケン・ウィルバー)
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
組織の階層の3種類
- 支配型
- 反階層
- 成長型
ま、ぶっちゃけ反階層とか成長型とかの組織を経験したことがないので、”ほんとにそんな組織構造は可能なのかな?”っていうのが正直なところですけどね。
今回は「組織を成り立たせる”階層(ヒエラルキー)”の3種類とは?支配型・反階層・成長型の階層」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!