知識創造企業について知りたい人「知識創造企業っていったいどんな企業なんだろう?この考え方を広めた本の内容も知りたいな。」
これを読まれている人の中には、組織作りについて悩んだり考えたりすることって、もしかしたらあると思います。
ぼく自身も、人材開発分野で駆け出しの頃はかなり参考にさせてもらっていました。
「知識創造企業」を読んでみた後は、形式知と、暗黙知を分けてと考えられたり、参考になったりしたので、知識創造企業はとても役にたつおすすめ本ですよ。
今回は、「知識創造企業【要約・感想】世界が注目した競争力を高めるおすすめ本」と題しまして、学んだポイントや感想をご紹介していきます。
ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それではさっそくみていきましょう!
もくじ
「知識創造企業」の書評
それではここから、「知識創造企業」の書評についてまとめていきます。
一言でいうと、「知識創造企業」は、企業の競争力を高める汎用的な手法をまとめたなおすすめ本です。
ちなみに、組織作りがテーマでおすすめ本をもっと知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
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「知識創造企業」の概要
以下で改めて「知識創造企業」の概要についてご紹介してまいります。
書籍名 | 知識創造企業 |
---|---|
著者 | 野中郁次郎、竹内弘高 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
発売日 | 1996年 |
世界中の論文でも3万件以上も引用されている凄まじい名著です。
「知識創造企業」の目次を紹介
それでは、「知識創造企業」の目次を以下で紹介していきます。
「知識創造企業」:目次
- 第1章:序論ーー組織における知識
- 第2章:知識と経営
- 第3章:組織的知識創造の理論
- 第4章:知識創造の実例
- 第5章:知識創造のためのマネジメントプロセス
- 第6章:新しい組織構造
- 第7章:グローバルな組織的知識創造
- 第8章:実践的提言と理論的発見
ページ数だと、およそ515ページありますよ。
「知識創造企業」の要約
「知識創造企業」を要約すると、以下です。
「知識創造企業」の要約ポイント
- 経営学の分野に知識というコンセプトを持ち込んだ
- 個々人の暗黙知から組織の形式知へと変換し、イノベーションに高めていく
- 「知識創造理論」「SECIモデル」
企業の中で眠っている付加価値を生み出す参考になるおすすめ本ですよ。
「知識創造企業」から得られる3つの学びポイント
ここからは、「知識創造企業」から得られる3つの学びポイントをご紹介します。
3つの学びポイントは以下ですね。
「知識創造企業」から得られる3つの学びのポイント
- SECI(セキ)モデル
- 暗黙知から形式知
- 知識創造に役だつメタファー、共有化、冗長性
「知識創造企業」の次に読んで欲しいおすすめ本のシリーズ
「知識創造企業」の次に読んで欲しい本もご紹介していきます。
もし、現代に発展した続編が読みたいと思う人は、「ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル」もおすすめです。
他には、「組織開発」などが学べる本などもぜひおすすめですので、よければそちらも読んでみてください。
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「知識創造企業」の書評のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでのポイントをまとめてご紹介しておきます。
「知識創造企業」の要約ポイント
- 経営学の分野に知識というコンセプトを持ち込んだ
- 個々人の暗黙知から組織の形式知へと変換し、イノベーションに高めていく
- 「知識創造理論」「SECIモデル」
「知識創造企業」から得られる3つの学びのポイント
- SECI(セキ)モデル
- 暗黙知から形式知
- 知識創造に役だつメタファー、共有化、冗長性
今回は、「知識創造企業【要約・感想】世界が注目した競争力を高めるおすすめ本」と題してご紹介してまいりました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。