組織開発

ティール組織とどう向き合う?人事担当者や経営者と現場管理職と社員のそれぞれの向き合い方

ティール組織とどう向き合う?人事担当者や経営者と現場管理職と社員のそれぞれの向き合い方
悩んでいる人
悩んでいる人

ティール組織に対してどう向き合っていいか知りたい人「ティール組織ってどんなふうに捉えて、向き合っていけばいいのか知っておきたいな。それぞれの役割や担当者において、どんなふうにティールを把握しておけばいいんだろう?」

このような疑問にお答えしていきます。

この記事のポイントは以下です。

この記事の主な内容

  • 人事担当者のティール組織の向き合い方
  • 経営者のティール組織の向き合い方
  • 現場管理職のティール組織の向き合い方
  • 社員のティール組織の向き合い方

今回は「ティール組織とどう向き合う?人事担当者や経営者と現場管理職と社員のそれぞれの向き合い方」と題してご紹介してまいります。

ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。

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それでは早速みていきましょ〜。

もくじ

人事担当者のティール組織の向き合い方

人事担当者の人は、ティール組織の考え方の基礎となっている「インテグラル理論」について学んでほしい部分ですね。

ティール組織そのものは、実業家・実務家のフレデリック・ラルーが考えた組織の形ですが、その背景にあるしっかりした理論を抑えておくことは、人事としてあるべきスタンスでしょうね。

特に、意識の変容がどのようにして起こるのか、そしてそれぞれの意識段階の人の特徴を知っておくことは、人と組織に関わる上で有用ですよ。

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経営者のティール組織の向き合い方

経営者のティール組織の向き合い方は、経営者自身の意識レベルを変えることに努めないといけないですね。

組織の意識レベルは、経営者の意識レベルまでしか上がらないです。

経営者自身はオレンジの意識レベルであったとして、組織のみがティールに意識の発達段階が上がることはありません。

会社の発達段階を上げるためには、経営者自身の意識や器を広げる必要がありそうですよ。

現場管理職のティール組織の向き合い方

現場の管理監督者(マネジャー)に一番に学んでほしいのは、自社の組織がどの段階であるのかを自覚することです。

そして、その中でも自分のチームはどの段階を目指すのかを考えることでしょうね。

組織はリーダーの器や意識レベル以上にはならないです。

もしあなたがティールやグリーンを目指しても、会社がオレンジであれば、受け入れてもらえないというのは理解しておきましょう。

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社員のティール組織の向き合い方

企業の多くは”オレンジ”の意識レベルの組織です。

つまりヒエラルキー型の組織ですね。

その現実をまずはしっかりと踏まえた上で、自分の理想とする組織を目指すのか、オレンジ色の組織と健全な状態を目指すのかを考えてみることは大切なポイントですね。

また、次の段階へ進む上でも、無理な発展をしようとはせずに、それぞれのステージで健全な状態であろうと努めてほしいですね。

意識や能力の"成長"より各ステージや段階を”健全”であろうとすることが大切かもしれない
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ティール組織のおすすめ本

ここでは、ティール組織のおすすめ本をご紹介しておきます。

ティール組織のおすすめ本

改めて思うのは、やっぱり意識の発達段階を理解、そして目指すのはすごく中長期的計画を持たないと難しそうということですね。

経営者の人がどうするのかを決めて、その意思決定権がある会社であれば、目指しても良い理論かもしれないですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。

この記事の主な内容

  • 人事担当者のティール組織の向き合い方
  • 経営者のティール組織の向き合い方
  • 現場管理職のティール組織の向き合い方
  • 社員のティール組織の向き合い方

今回は「ティール組織とどう向き合う?人事担当者や経営者と現場管理職と社員のそれぞれの向き合い方」と題してご紹介してまいりました。

それではまた次回!

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