学習する組織について知りたい人「学習する組織ってどんなそしきなのかな?根底にあるような考え方とか知りたいな~。”シングルループ”と”ダブルループ”って一体どういう事なんだろう?」
このような疑問にお答えしていきます。
「学習する組織」って時々耳にすることがあると思いますが、それって何なのかって意外とわからないって人もいるのではないでしょうか?
学習する組織のポイントは以下です。
学習する組織とは
- 目的や方針、方向性、モノの見方や解像度事態を組織自らが見直し修正して目標達成に向かう組織
組織開発においても、この考え方は非常に親和性が高く、自ら学習して自らのチームや組織のパフォーマンスを高めることにつながりますよ。
今回は「「学習する組織」の学習能力の開発メソッド:”シングルループ”と”ダブルループ”とは?」と題してご紹介してまいります。
ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
学習する組織とは
ここでは改めて「学習する組織とはなにか」についてご紹介していきます。
冒頭でもご紹介していますが、学習する組織とは以下です。
学習する組織とは
- 目的や方針、方向性、モノの見方や解像度事態を組織自らが見直し修正して目標達成に向かう組織
このようにいうことができますね。
詳しくはピーター・センゲ先生の以下の書籍を読んでいただくのがベストだと思いますけどね。
シングルループとダブルループ
ここでは、「学習する組織」のベースになっている考え方の「シングルループ」と「ダブルループ」について簡単に紹介しますね。
シングルループとダブルループは、以下のような考え方です。
- シングルループ:これまでの方針やものの見方によって目的達成に向かっていくやり方
- ダブルループ:方針やものの見方自体を修正して目的達成に向かうやり方
これは、組織行動学者のクリス・アージリスの「組織学習」の考え方から来ています。
(余談ですが、クリス・アージリスの「組織の罠 人間行動の現実」って本が名著ですよ)
組織学習を阻害する学習障害
ほとんどの組織はシングル・ループを改善して繰り返すPDCAを回すことは何とかできても、ダブルループを繰り返すことができないですよね。
(特に組織規模が大きくなるほど)
なぜなら、以下のような理由がよくあるからでしょうね。
- 変化や失敗への恐れ
- これまでの活動の方向性を修正するメンタルブロック
- 方向性を作り直すための膨大な議論の必要性に対する不合理性
- これまでの議論に対するサンクコストに対するストレス
などなど。
ま、様々な理由がありそうです。
そんなのが組織の学習を邪魔してしまって、「学習障害」に陥ります。
学習する組織のおすすめ本
ここでは、学習する組織のおすすめ本をご紹介しておきます。
学習する組織のおすすめ本
ま、興味があれば読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
学習する組織とは
- 目的や方針、方向性、モノの見方や解像度事態を組織自らが見直し修正して目標達成に向かう組織
今回は「「学習する組織」の学習能力の開発メソッド:”シングルループ”と”ダブルループ”とは?」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!