組織開発について知りたい人「改めて、組織開発ってなんなんだろう?それに基本的なやり方ってあるのかな?」
このような疑問にお答えしていきます。
改めて組織開発について知りたい人っていうのも、きっといますからね。
ここで考える組織開発の定義は以下です。
組織開発とは
- 「組織の健全さ(health)、効果性(effectiveness)、自己革新力(self-Renewing capabilities)を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な課程である」
計画的であり、人を介さないものは、組織開発とかあまり必要なさそうですからね。
今回は「組織開発(OD)とは何なのか?人事ではなく実践者一人ひとりが人との関係性に働きかける」と題してご紹介していきます。
ちなみに、組織開発のおすすめの本は「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」で紹介していますので、よければチェックしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
改めて、組織開発(OD)とは
先日の記事でもご紹介しましたが、組織開発は1940年代からアメリカで研究されてきた分野ですね。
組織開発は外部の専門家やコンサルタントのような人が担当するのではなく、一人ひとりの実践者(当事者)が主体的に自分の所属する組織を成長させることが本来の目的です。
ここから以下の項目について解説していきます。
- 組織開発の目的とは
- 組織開発のやり方の主流
- 組織開発で重要なのは実践者の価値観
以下で一つずつ紹介していきますね。
組織開発の目的とは
組織開発の目的は「組織を良くしていくこと」ですね。
チームビルディングのイメージもそこに含まれるでしょう。
冒頭でもご紹介しましたが、改めて組織開発とは以下のようなことです。
組織開発とは、
- 「組織の健全さ(health)、効果性(effectiveness)、自己革新力(self-Renewing capabilities)を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な課程である」
このようにも定義されているそうです。
つまり、所属メンバーが健全に幸せで、組織の目的・目標を達成できて、組織が絶えず学習し、自ら変革に取り組み続けるのが、組織開発の本当の目的なのでしょうね。
組織開発のやり方の主流
組織開発には、4つの働きかけがあります。
その4つの働きかけが以下です。
組織開発の4つの働きかけ
- 関係性への働きかけ
- 技術・構造的働きかけ
- 人材マネジメントによる働きかけ
- 戦略的働きかけ
この中でも、関係性への働きかけが最も主流とされており、そのほかの部分を外部のコンサルが支援したりするケースも多いんですよね。
組織開発で重要なのは実践者の価値観
組織開発で大切なポイントは、実践者その人の価値観だと言われています。
1人ひとりが活き活きとして、働きながら幸福でありたいと考える場合、そのような価値観を共有できるように関わりあいや、働きかけを実践することでしょう。
これについては、以下で詳しく解説していきます。
組織開発(OD)とは人事主導ではなく実践者主導
ここで、改めて伝えておきたいのは、人事主導ではなく実践者主導だと思っています。
先にご紹介した以下の3つはおそらく人事主導でも進めることができると思います。
- 技術・構造的働きかけ
- 人材マネジメントによる働きかけ
- 戦略的働きかけ
この部分は、外部コンサルでも専門にできる領域だったりもしますので、可能な範囲で人事の支援を受けるべきでしょう。
ただし、労働力不足な世の中でもあるので、「関係性への働きかけ」を通じて、「組織の健全さ(health)、効果性(effectiveness)、自己革新力(self-Renewing capabilities)を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な課程を辿るべきなんでしょうね。
組織開発(OD)が理解できるおすすめ本
ここでは、少し組織開発について理解できるおすすめ本を紹介しておきます。
組織開発が理解できるおすすめ本
こちらは興味があれば読んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
組織開発とは
- 「組織の健全さ(health)、効果性(effectiveness)、自己革新力(self-Renewing capabilities)を高めるために、組織を理解し、発展させ、変革していく、計画的で協働的な課程である」
今回は「組織開発(OD)とは何なのか?人事ではなく実践者一人ひとりが人との関係性に働きかける」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!