ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- あの人、ちょっと反論するとすぐにイライラしたりするよね
- いつも忙しそうに時間は追われてるけど、ミスも多くて全然効率悪いよね
- 失敗すると、かなり落ち込んで引きずるタイプだよね。。。
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
おそらくそれは、「ストレス耐性」という能力が影響していると思います。
ストレス耐性って、ストレスに耐えられる力のことで、ストレスに強いわけではないんですよね。
耐える力が強すぎて、自覚がなかったりするとまた大事です。。
今回は「ストレス耐性とは?ストレスに耐えながら業務を前に進める力:ストレスは意味づけで克服できる」と題してご紹介してまいります。
以前には、バイタリティという能力も紹介しましたが、その後ろ側でバイタリティを支える力でもありますね。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
ストレス耐性とは何か?ストレス耐性の定義を解説
それでは、ここから「ストレス耐性」とは何か?ということで、「ストレス耐性とは?」の定義についてご紹介してまいります。
「ストレス耐性」の定義としては、以下ですね。
ストレス耐性の定義
さまざまな圧力やプレッシャーの中でも安定して課題やタスクを実行してやり遂げる能力
「圧力・プレッシャーの中」という状況で「安定して・やり遂げる」というところがポイントなんでしょうね。
いますよね、どんなに辛い状況でも淡々と役割をこなせちゃう人って。
では、「ストレス耐性」の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは「ストレス耐性」の強い人からいきましょう。
ストレス耐性の強い人の行動の特徴
それでは、「ストレス耐性」の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
「ストレス耐性」の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
ストレス耐性の強い人の行動の特徴
- 時間的な制約やプレッシャーの中でも安定した力を発揮する
- 他者から受ける圧迫やプレッシャーの中でも落ち着いて冷静に業務を進める
- リラックスした態度を示して状況変化に対して動揺しない
- 不測の事態や失敗に対しても立ち直るのが早い
- ゆとり、余裕がある
このような行動をする人は、「ストレス耐性」が強いといえます。
いいですよね、この「じたばたしても始まらない」っていうスタイルが。
では、一方の「ストレス耐性」の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
ストレス耐性の弱い人の行動の特徴
「ストレス耐性」の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
「ストレス耐性」の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
ストレス耐性の弱い人の行動の特徴
- 圧迫により業務遂行に影響を受けてしまう
- 他者から反対されると攻撃的になってしまう、あるいは、消沈してしまう
- 切迫した状況だとイライラして神経質になる
- プレッシャーを受けると緊張して言動が乱れやすくなる
- 精神的なショックを受けると回復に時間がかかる
こんなようなことをする人は、「ストレス耐性」が弱いと判断できますね。
ストレス耐性を見極めるポイント
それでは、ここでは「ストレス耐性」を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで「ストレス耐性」の高い人、低い人を見極められると思いますね。
ストレス耐性の高い人を見極めるポイント
- 周りに左右されずに自分のペースを保つ
- 反論にあっても冷静に対処する
- 思考・行動ともに慌てず落ち着いて対応する
ストレス耐性の低い人を見極めるポイント
- 予想していないことが起こると苛立ちが表情に出る
- 対立や葛藤状況に直面してしまうと言動が不安定になる
- プレッシャーがかかるとミスが出やすい
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
常に冷静沈着で物事を進めていきたいものですけどね。
まとめ:ストレス耐性の高め方のヒント
いかがでしたでしょうか?
「ストレス耐性」は、そのストレス状況に対して意味づけをすることで克服できると言われていますね。
以前もご紹介したケリー・マクゴニガル先生も、以下のようの解説されていますね。
ストレスを感じるような体験や出来事を「人生にとって意義のあること」「意味にあるもの」として捉えたり、ストレス自体に「意義・意味・価値」を見い出すこと。
ケリー・マクゴニガル
こういう機会としても、リフレクションを積極的に時間を作って行えると良いのかもしれません。
日記とかも、意味づけをするには非常に有効だったりしますよ。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回は、「ストレス耐性とは?ストレスに耐えながら業務を前に進める力:ストレスは意味づけで克服できる」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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