この記事を読まれている人で、ときどき以下のように思うことってありませんか?
- この人のアプローチ、ワンパターンだな…
- 相手は違うって言ってるのに、自分の意見しか言わないな…
- まったく意見をすり合わせる気がないな…
人と人との会話を真横で見ているときに、ときどきこのように思ったりしますよね。
これ、きっと「柔軟性」っていう対人関係能力の1つが低いから起こっているんだと思いますね。
もしかしたら、お互いに柔軟性が低いため、話が平行線のままで終わってしまう、とかもあるあるです。
良好なコミュニケーションをするためには、柔軟性というのが必要不可欠です。
そして、その土台に位置付けられる能力が感受性だったりもしますけど。
そこで今回は、「対人関係能力で求められる柔軟性とは?臨機応変に相互の落とし所を探って目標達成する能力」と題してご紹介していきます。
結論を先に書くと、柔軟性は「臨機応変」と「落とし所を探る」がポイントでしょうね。
それでは早速みていきましょう!
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もくじ
柔軟性とは何か?柔軟性の定義を解説
それでは、ここから柔軟性とは何か?ということで、柔軟性の定義についてご紹介してまいります。
柔軟性の定義としては、以下ですね。
柔軟性の定義
対人状況において、自己の行動を適切に修正しながら目標達成しようとする能力
自分の行動を適切に修正するというのは、臨機応変に、とか、頑なになりすぎないっていうところがポイントだと思いますね。
また、後半の、目標達成しようとする、というのは、柔軟対応しつつも、ゴールの落とし所を最後まで諦めずに探るっていうのがポイントでしょうね。
では、柔軟性の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは柔軟性の強い人からいきましょう。
柔軟性の強い人の行動の特徴
それでは、柔軟性の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
柔軟性の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
柔軟性の強い人の行動の特徴
- いいと思った修正案などを素直に受け入れる
- 時間が無くなったり、対立状況などに直面しても、適宜調整する
- 状況に応じて対応の仕方を変えて、適切なプランを提示する
- 一旦決められたことには、進んで協力する
- 行動の選択肢が多く、人へのアプローチが多様にすることができる
このような行動をする人は、柔軟性が強いといえます。
では、一方の柔軟性の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
柔軟性の弱い人の行動の特徴
柔軟性の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
柔軟性の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
柔軟性の弱い人の行動の特徴
- いつでも同じ杓子定規のやり方をする
- いい案が出ても自説にこだわり、自分のやり方でないと気が済まない
- 一方的に意見を主張し、押し付ける
- 他者の意見には反論で対応する
- 新しい課題や環境になかなかなじめない
こんなようなことをする人は、柔軟性が弱いと判断できますね。
相手の柔軟性を見極めるポイント
それでは、ここでは柔軟性を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで、柔軟性の高い人、低い人を見極められると思いますね。
柔軟性の高い人を見極めるポイント
- 協調性
- 臨機応変
- 認容
- 順応
柔軟性の低い人を見極めるポイント
- こだわり
- 頑固
- ワンパターン
- 杓子定規
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
この辺りは、自分自身だとほとんど気づかないかもしれませんね。
セルフコントロールが非常に難しい部分だと思います。
まとめ:対人関係能力は身体知と思って鍛える
いかがでしたでしょうか?
柔軟性って、弱い人はなかなか高めていくことは難しいですよ。
3ヶ月間とか、集中して柔軟な対応に努めようと思って、人とのコミュニケーションに臨んだりしないとなかなか変わっていかないでしょうね。
対人関係系の能力って、意識してできるようになるわけではないですね。
クセになるなるまで体で覚え込ませるような身体知に近い能力でもあります。
課題だと思われる人がもしいたら、期間を決めて取り組んでみてください。
今回は、「対人関係能力で求められる柔軟性とは?臨機応変に相互の落とし所を探って目標達成する能力」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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