ときどき仕事で会話をしていると、以下のように思うことってありませんか?
- この人無神経だな〜。
- 自分の都合でしか話してないじゃん
- こっちの状況ってまったく理解してないよな
こう思ってしまう人って、時々いませんか?
これ、その人の感受性の低さが原因で、相手に上記のように思わせてしまっているんですね。
以前にも、日本人が弱い「計画組織力」についても書きましたが、ちょっと最近、こういう「感受性の低い人って多くなったな…」という感覚を持っていました。
誰かと一緒に仕事をしたり、関係構築をしていく上では、感受性ってとても重要な能力ですからね。
今回は、「感受性とは何か?対人関係能力で最も重要な能力の高い人と低い人の行動傾向の違いを解説」と題してご紹介していきます。
テレワーク中心の時代だからこそ、観察力を駆使して、かつ、感受性を備えていけるようにすれば、きっと良いチームの状態に近づくと思います。
それでは早速みていきましょう!
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もくじ
感受性とは何か?感受性の定義を解説
それでは、ここから感受性とは何か?ということで、感受性の定義についてご紹介してまいります。
感受性の定義としては、以下ですね。
感受性の定義
人の気持ちや状況の変化を鋭敏に察知する能力
「鋭敏に」って、なかなか使わない言葉だけどね・・・(笑)感度高いとか、敏感にとか、そんなニュアンスで良いですよ。
では、感受性の弱い人、強い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは感受性の強い人からいきましょう。
感受性の強い人の行動の特徴
それでは、感受性の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
感受性の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
感受性の強い人の行動の特徴
- 相手の立場や状況を尊重し、支援的な姿勢を示す
- 他者の気持ちや欲求を察知し、共感的に、受容的に受け止める
- 相手の反応に注意し、自分が与える影響を感じとる
- 場のニーズや雰囲気を察し、配慮ある行動をとる
このような行動をする人は、感受性が高い、感受性が強いといえます。
では、一方の感受性の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
感受性の弱い人の行動の特徴
感受性の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
感受性の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
感受性の弱い人の行動の特徴
- 自分の都合ばかりを考えていて、人の立場や気持ちに配慮しない
- 自分の価値観や解釈・評価などを押し付ける
- 相手の行動や発言をさえぎったり、無視したりする
- 自分の取る行動の及ぼす影響に気づかない
こんなようなことをする人は、感受性が弱いと判断できますね。
相手の感受性を見極めるポイント
それでは、ここでは相手の感受性を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで、感受性の高い人、低い人を見極められると思いますね。
感受性の高い人を見極めるポイント
- 相手へ尊重
- 相手の意見への賛同
- 共感
- 気配り
- ねぎらい
感受性の低い人を見極めるポイント
- 心情無視
- 事柄的な対応
- 自己中心
- 無遠慮
- 無神経
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
大事なのは、ちゃんと言動として現れているかどうか=「観察できているか」ってところです。
ぜひ、この点を人とのコミュニケーションをしながら見極めていって下さい。
まとめ:信頼関係構築はビジネスの基本
いかがでしたでしょうか?
職場だと、営業力の強い職場は、こういった感受性の高い人が結構集まっている傾向が高いんじゃないかな、と思いますね。
一方で、企画系や管理系は、割と論理を重んじられる職場だったりするので、弱い人が多かったりすると思います。
職種によっても傾向が違ったりしますが、相手との信頼関係構築はビジネスの基本なので、ぜひ身につけていってほしいですね。
今回は、「感受性とは何か?対人関係能力で最も重要な能力の高い人と低い人の行動傾向の違いを解説」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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