サイトアイコン KOMA-LAB.com

仕事の価値観や信条はネガティブな状況や境遇で育まれるのかも知れません:意味づけが大切

これを読まれていらっしゃる方は、何かご自身の仕事に対する価値観や、思想・信条、行動指針みたいなものって、お持ちだったりしますか?

よく、目指すキャリアのような「ありたい姿」を描いている人は多いかとおもいます。

でも、仕事の価値基準とか、自分なりのビジネス道徳観とみたいなものを持っている人って、もしかしたら少ないのかも知れないな〜とおもいました。

では、こういうのって、どうしたら持てるようになるのか?

今のところ、一つの答えとしては、「ネガティブな状況や境遇」に身を置くことですね。

なので、偶然その価値基準が上がったり、商道徳観に気づくっていうのが結論ではあるんですけど・・・。

以前にも、仕事の価値基準を確認する方法については例をご紹介してみました。

今回は、価値基準の作り方をテーマにしてみますので「仕事の価値観や信条はネガティブな状況や境遇で育まれるのかも知れません:意味づけが大切」と題してご紹介してまいります。

おそらくですが、個人としての仕事の価値基準やビジネス道徳観(商道徳観)ってすごく大切になってきそうです。

それでは早速みていきましょう〜。

関連する記事

仕事への価値観を確認する切り口とは?自律と強調&ワークアズライフとワークライフバランス

もくじ

仕事の価値観や信条を持つこと

こう聞かれた時に、どのように答えますか?

企業でいうと、1つ目の質問が「ビジョン」とか「ミッション」に当たるんですかね。

2つ目の質問が「価値基準」や「行動指針」、「バリュー」ってやつです。

いかがでしょう?

個人として、これらって明確にお持ちですか?

なかなかパッと出てくる人って、もしかしたら少ないかも知れませんね。

企業の「ビジョン」「ミッション」「バリュー」はHPみて答えられますが、個人としてそれらを明確に持っているかというと、そうでない人も多いかも知れません。

こういうものって、ロジカルに考えれば出てくるものでもなくって、内発的なものだったりします。

では、どういう風にするとこういった「ビジネスの目的」や「価値基準」って持てるのかについて解説していきます。

ビジネスの目的や価値基準は「ネガティブな感情や境遇」で育まれる、かも

その1つの答えが「ネガティブな状況や境遇」によって育まれたり、自己発見に繋がったりするかも知れないということですね。

例えば、以下のようなイメージです。

ネガティブな状況や境遇によって育まれるイメージ

こんなふうに、最初はネガティブな感情をもったり、そういった境遇にさいなまれるかも知れません。

それが、考え方をいい方向にもっていって、大切にしたい考え方に発展し、それが自然とその人の「ビジネスの目的」や「価値基準」へと育っていくイメージです。

こういった経験って、少なからず誰しもしているものだと思います。

誰かは忘れましたが、作家の人でこんな言葉を言っていた人がいます。

「上手くいかないことが多ければ多いほど、その人間の情緒が育まれる」

「ビジネスの目的」や「価値基準」を持つには、ネガティブな境遇も必要なのかも知れないですね。

ネガティブなことほど、意味づけが大切

アイツのせい、コイツが悪い、会社が悪いって思うのは、けっこう簡単ですけど、重要なのはそれをどのように自分なりに意味づけるかが大切ですね。

(気持ちはめちゃわかりますけどねw)

ネガティブな状況や境遇は、むしろ自分の中に軸を持つ大きなチャンスでもあったりします

そういう時こそ、俯瞰的にみたり、対立軸を設けてみたり、自分はどの考え方を重要視するのか、といった建設的な思考を回してみて下さい。

たぶん、その先に大事にしているものが見つかると思います。

他にも、「彼はなぜそういうふうに考えるのか?」とか「何が彼をそのような言動にしていったのか?」みたいな思考を巡らせてみるのも良いですね。

こうすることで、組織やチームが毒されてしまっている慢性疾患的な職場の問題というのも見えてきたりしますからね。

頭にくるくらい前向きに考えてみましょう。

関連する記事

相手に対する”答えのない問い”をあれこれ考える「ナラティブ」への姿勢と対話が成果に結びつく

まとめ:個人もビジネスの目的と価値基準を持っておこう

いかがでしたでしょうか?

今後、さまざまな雇用形態でビジネスに参画していく中で、個人としての「ビジネスの目的」と「価値基準」をもっておくことは、仕事を作っていく上でも、仕事を選んでいく上でも、重要になってくるでしょうね。

その仕事をする理由や、自分に求められ、果たすべきミッション設定が非常にしやすくなりますからね。

他の人とのシナジーやコラボレーションを生み出していく上でも、まずは「自分の仕事の価値観」を明確にしてみることにチャレンジしてみて下さい。

今回は「仕事の価値観や信条はネガティブな状況や境遇で育まれるのかも知れません:意味づけが大切」と題してご紹介してまいりました。

それでは、また次回。

関連する記事

仕事への価値観を確認する切り口とは?自律と強調&ワークアズライフとワークライフバランス

相手に対する”答えのない問い”をあれこれ考える「ナラティブ」への姿勢と対話が成果に結びつく

モバイルバージョンを終了