この記事を読む人の中で、以下のようなことを知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか?
- 新規事業やスタートアップのプロダクト開発ってどうすれば良いんだろう?
- 新規事業やスタートアップでプロダクトを開発する時のおすすめの本が知りたいな
- 新規事業やスタートアップのプロダクト開発の進め方が学べる本が知りたいな
以前の記事では、新規事業やスタートアップがすべき3つの事として、以下のことをご紹介しました。
新規事業やスタートアップ立ち上げ時に集中するべき3つのポイント
また、前回の記事でも、この3つをトータルで理解できるような、新規事業やスタートアップを立ち上げるときの全体像が学べるおすすめ本をご紹介してきました。
今回は、第二弾として、「新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】独自価値の創造が必須」と題して、プロダクト作り・商品づくりに役立つおすすめ本をご紹介していきたいと思います。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】
それでは、ここから新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本として、プロダクト開発編の参考になる本をご紹介していきます。
おすすめ本のラインナップとしては以下です。
新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】
- プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける
- バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
- 正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
- SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
- プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで
それでは、1つひとつご紹介してまいりますね。
プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける
この本は、ユーザーにとって価値あるプロダクトを作り出すプロダクトマネジメントについて丁寧に解説してくれているおすすめ本です。
市場での競争力を維持するためのアウトプットではなく、アウトカム(成果)に焦点を当てた「顧客中心」の方向性を持つ必要性などを説いてくれていますね。
(アウトプットを重視してしまう企業は、顧客のニーズではなくスケジュールを優先してしまって、不要な機能をリリースする「ビルドトラップ」に陥るとも教えてくれています)
大手企業の新規事業とかだと、「ちょっとこれまでの行動基準や価値基準を変えるべきだな」と気づかせてくれる良書ですよ。
バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
こちらの本では、独特の価値を作り出すための問いに1つひとつ答えていくことにこだわって欲しいですね。
「価値創造のパターン」を目に見えるようにすることの重要性を説いてくれているのと、顧客にとって大切な「やるべき仕事、ペイン(痛み)」と「ゲイン(利得)」を解決するような提案が顧客にできるようになります。
プロダクト開発に拘らなくても、マーケッターやセールスの人も読むべき一冊でしょうね。
正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
タイトル買いした一冊で恐縮です。
いいですよね、正しいものを正しくつくるって、理想ですね。
一方で、「正しくないものを作らない」とも言えて、先ほどの「ビルドトラップ」にもつながる成功と失敗について正しく把握できる一冊です。
4章の「アジャイル開発は2度失敗する」はとても個人的に好きな章ですね。
チームメンバーや組織とも戦わなければいけない時期というのが必ずきますから、そんな時に読み返したいおすすめ本ですよ。
SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
こちらの本は新規事業やスタートアップを立ち上げる時の序盤に読んでおきたいおすすめの一冊ですね。
チームメンバーでアイディアを出し合ったり、プロダクトのプロトタイプについて検討していく手法について解説してくれている本です。
スケジュールの組み方、期限なども目安を示してくれていますね。
新規事業やスタートアップをこれから模索していく段階で、「こういった活動をすれば良いんだな」と、イメージを持たせてくれますよ。
プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで
こちらもプロダクト開発全般においてわかりやすくまとめられている良書です。
著者の及川さんはGoogleやMicrosoftで、共著者の曽根原さんはSmartNewsのプロダクトにたずさわって来られています。
これを読むとリアルとITの両方がもうビジネスには欠かせないな〜とよくよく理解できます。
この本では、商品やサービス、プロダクトは育てるものだというのを強調してますね。
現代の「待てない状況下」の中でマネジメントする立場の人たちに、ぜひ読んで頂きたいおすすめ本です。
まとめ:独自性やオリジナルな価値にこだわれ!
いかがでしたでしょうか?
プロダクト開発や商品開発って、だいたいは他の人にはわかってもらえないことも多いと思います。
(「こんなの売れるの?」とかねw)
そんな中でも商品化を進めると、「欲しい!」とか「すごくいい!」って言ってくれる人が思わぬところから現れたりするものです。
そういった人が現れてからが、一気にプロダクト開発(商品開発)は加速するので、そこまで必死になって作っていければ良いですね。
モチベーションの維持がとても大変ですけど。
今回は、「新規事業やスタートアップ立ち上げのおすすめ本【プロダクト開発編】独自価値の創造が必須」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回。
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