ビジョナリーカンパニーになる原則が知りたい人「ビジョナリーカンパニーになるのに必要な原則ってどんなものなんだろう?相反する要素を併せ持つ必要があるみたいだけど、どんな相反する要素を満たせばいいんだろう?」
このような疑問にお答えしていきます。
ビジョナリーカンパニーへ飛躍する原則は以下です。
ビジョナリーカンパニーになる6つの原則
- 野心は会社のため
- 誰をバスに乗せるのか
- ストックデールの逆説
- 針ネズミの概念
- 規律の文化
- 促進剤としての技術
じつは、このような6つの原則があるんですよね。
今回は「ビジョナリーカンパニーになる6つの原則:何をやるかよりも誰とやるのかを重視する成功原則」と題してご紹介してまいります。
ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
ビジョナリーカンパニーになる6つの原則
ここからは、ビジョナリーカンパニーになる6つの原則についてご紹介していきます。
冒頭でもご紹介していますが、ビジョナリーカンパニーになる6つの原則は以下です。
ビジョナリーカンパニーになる6つの原則
- 野心は会社のため
- 誰をバスに乗せるのか
- ストックデールの逆説
- 針ネズミの概念
- 規律の文化
- 促進剤としての技術
以下で1つずつご紹介していきます。
野心は会社のため
1つ目の原則は「野心は会社のため」です。
飛躍した企業のリーダーは”個人としての謙虚さ”と”職業人としての不屈の精神”を持っています。
これは、相反する特性をもっていますが、まさに”野心”は個人ではなく、会社に向いていますよね。
このような発想から、野心を実現するために”後継者”を選んでいきます。
誰をバスに乗せるのか
2つ目の原則は「誰をバスに乗せるのか」です。
これは、適切な人材をバスに乗せて、不適切な人をバスから降ろして、適切な人がふさわしい席に座るイメージですね。
これは、採用の合否や、異動配置などを通じてパフォーマンスを発揮させていきます。
また、採用もすごく厳格に、少しでも疑問があったら採用はせずに人材を探し続けます。
ストックデールの逆説
3つ目の原則は「ストックデールの逆説」です。
これは、「どんな困難にも必ず勝てると確信する」という部分と、「極めて厳しい現実を直視する」という相反する性質を併せ持つ必要があります。
これは、アンドの才能ですね。
※ベトナム戦争の捕虜収容所でストックデール将軍が生き抜いたことから、こんなふうに命名されたようですよ。
アンドの才能については、「ビジョナリーカンパニーの特徴とはどんな組織なのか?卓越した組織は理念を維持し進歩を促す」でも紹介しています。
針ネズミの概念
4つ目の原則は「針ネズミの概念」です。
これは、
- 情熱を持って取り組める
- 経済的原動力となる
- 世界一になれる
この3つを満たすシンプルな戦略を理解して、ここにリソースを集中的に投下する戦略です。
規律の文化
5つ目の原則は「規律の文化」です。
これは、自ら規律を守る人を集めて、その人たちが徹底的に考え、”針ネズミ”の概念に沿った規律を作って規律ある行動をとることですね。
大切なのは、その規律を守る”文化”があることです。
無理やり規律を守らせることはダメみたいっすね。
促進剤としての技術
6つ目の原則は「促進剤としての技術」です。
これは、”針ネズミ”の概念に直接適合する技術については先駆者となることを重視します。
しかしながら、それ以外においての技術は重視しません。
ビジョナリーカンパニーの原則が学べるおすすめ本
ここでは、ビジョナリーカンパニーの作り方のおすすめ本についてご紹介していきます。
ビジョナリーカンパニーの作り方のおすすめ本
ぜひ参考にしてみてください。
ビジョナリーカンパニーの概要については「ビジョナリーカンパニー【要約・感想】目標達成型でマネジメントする組織のおすすめ本」で紹介しているので、よければそちらも覗いてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
ビジョナリーカンパニーになる6つの原則
- 野心は会社のため
- 誰をバスに乗せるのか
- ストックデールの逆説
- 針ネズミの概念
- 規律の文化
- 促進剤としての技術
今回は「ビジョナリーカンパニーになる6つの原則:何をやるかよりも誰とやるのかを重視する成功原則」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!