ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- あの人て、正論しか言わないよな…、何だかつまらない
- あの人の話は正しい事や事実しか言わなくて、あまりワクワクしない
- 会話をしてるとどんどん新しい視点に広がって面白い人もいるけど、その差って何だろう?
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
おそらくそれは、「創造的指向性」という能力が影響していると思います。
よく、「創造力」とか「独創力」とかとも言ったりしますよね。
言い方は色々ありそうですが、ここでは「創造的指向性」とさせて頂きますね。
では、その創造的指向性とは何なのか?
今回は「創造的指向性が高い人と低い人の行動の違いとは何か?発揮する近道は「違い」を作ることかも」と題してご紹介してまいります。
もくじ
創造的指向性とは何か?創造的指向性の定義を解説
それでは、ここから創造的指向性とは何か?ということで、創造的指向性の定義についてご紹介してまいります。
創造的指向性の定義としては、以下ですね。
創造的指向性の定義
独自の発想をめぐらせ、斬新なアイディアに結びつけたりまとめ上げる能力
「独自の発想」というのがどこまで独自性があるのかは人それぞれかもしれませんけど、一般的な感覚では、他の人が思い付かないようなことでよいと思います。
後半の「結びつける」は、関連づけや意味づけも含みますね。
では、創造的指向性の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは創造的指向性の強い人からいきましょう。
創造的指向性の強い人の行動の特徴
それでは、創造的指向性の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
創造的指向性の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
創造的指向性の強い人の行動の特徴
- 常識的な考えや、過去の経験にとらわれずに、新しい考え方をどんどん提案する
- 他者に迎合しないで、自身の持つ独特な切り口に自信を持って周囲の人に訴えかけていく
- さまざまな情報を掛け合わせて、創意工夫をこらし、オリジナルなアイディアに到達する
- 多岐な情報源から主体的に情報を収集・活用・転用し、独創的なアイディアを練る
このような行動をする人は、創造的指向性が強いといえます。
では、一方の創造的指向性の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
創造的指向性の弱い人の行動の特徴
創造的指向性の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
創造的指向性の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
創造的指向性の弱い人の行動の特徴
- 既定の枠組み、フレームなどの思考グセから抜け出せず、常識の範囲で考えを収束させる
- いつも同じやり方で満足し、自分で考えようとしない
- 他人の考えやアイディアに追随的で、迎合し、自らのアイディアの提供に消極的
- 他者の考えやアイディアに批判的で、これを採択し、考慮の上、自分の考えを発展させようとはしない
こんなようなことをする人は、創造的指向性が弱いと判断できますね。
つまり、考える幅が狭かったりする人に近しいですね。
そう考えると、フレームワークって、便利ツールではありますが、創造的指向性はあまり刺激されたり、啓発につながることは少ないのかも。
創造的指向性を見極めるポイント
それでは、ここでは創造的指向性を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで、創造的指向性の高い人、低い人を見極められると思いますね。
創造的指向性の高い人を見極めるポイント
- 豊かな発想で現状を打開しようとしているか
- 独特な視点から斬新なアイディアを出していたか
- 既知の事実や情報を発展・応用して新しい考え方を生み出しているか
- 他の人の意見を積極的に取り入れ、かつ自己の思考に発展させていたか
創造的指向性の低い人を見極めるポイント
- 物事の現実的妥当性に重点を置きすぎていないか
- 思考の幅を自分から制限していないか
- 現状維持的な守りの思考にとどまっていないか
- 角度を変えた着想や新たな可能性を模索しないで、自分の経験領域にとどまっていないか
- 思考の枠が限定的で、既存の枠組みに頼りがち
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
杓子定規で考えないというのに近いかもしれません。
そういう意味では、対人関係だけでなく、思考にも柔軟性って必要ですよね(それを創造的指向性と言うんでしょうけどw)
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まとめ:創造的指向性を発揮する近道
いかがでしたでしょうか?
創造的指向性って、日々の心掛けで発揮できるようになります。
例えば、以前にもご紹介したような普段と違ったインプットをするとか、普段会わないような人との出会いをする、などが創造的指向性を啓発する近道だったりもしますね。
日頃から、少し違った視点や、その「差」などを考えてみると、良いかもしれませんね。
今回は、「創造的指向性が高い人と低い人の行動の違いとは何か?発揮する近道は「違い」を作ることかも」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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