この記事では、以下のような疑問を持つ人にお答えしていきたいと思います。
- 戦略人事について学びたいけどおすすめの本ってあるのかな?
- 戦略人事について学んでみて、その後にどういう知識を持っていけば良いのかな?
戦略人事という言葉は、今ではスタンダードに使われるようになってきましたね。
でも、経営(あるいは事業)と人事がなかなかパートナーのように対等にコミュニケーションが取れるようになってきたのは、ごく最近のように思います。
今後も、事業側や現場と人事が密にコミュニケーションをとっていく必要性って高まってきています。
その理由は以下ですね。
- 事業運営のスピードと人材パフォーマンス発揮の速度の高速化
- ビジネス環境への適応をタイムリーに行える人材マネジメント
今回は、「戦略人事のおすすめ本を紹介:事業戦略レベルや事業運営視点でビジネスを語れる人事の台頭」と題して、戦略人事のおすすめ本をご紹介してまいります。
それでは早速みていきましょう!
もくじ
戦略人事が学べるおすすめ本
ここから、「戦略人事が学べるおすすめ本」をご紹介していきます。
人事の立ち位置、役割というのも恐らく今後、どんどん変化していくでしょうね。
そんなこれからの人事の役割について、改めて学べる書籍をご紹介していきます。
以下から、1つひとつみていきましょう。
戦略人事が学べるおすすめ本①:最強の戦略人事: 経営にとっての最高のCAO/HRBPになる
まずは、こちらの戦略人事、HRBPの全体像を理解できるおすすめ本を読んでいただきたいですね。
戦略人事をするには「人事業務内」の採用・労務・人材開発などを、組織全体に対して実施する必要がありました。
こちらの本では、もっと事業サイドの付加価値の高い業務や業務プロセスの全体像の理解をしないと戦略人事としてのレベルが上がらないこと説いています。
人事の立ち位置は顧客価値の最大化がまずあり、その目的から逆算した事業戦略上の人事業務の遂行というのは当然なはずですね。
経営目線で人事をやりたい人には必須の思考をインプットしてくれるおすすめ本です。
戦略人事が学べるおすすめ本②:戦略人事のビジョン: 制度で縛るな、ストーリーを語れ
八木さんのこれまでの人事としてのご経験をベースに書かれていますね。
それに対して、金井先生がそれぞれを理論や科学的根拠をもとに解説されているおすすめ本です。
改めて、人事は現場と信頼関係を築いたうえで、人と組織を最大限活用して、課題に立ち向かって解決することが役割なんだと再確認できる一冊。
人事としての気概を知ることができる名著です(とにかくアツい)。
戦略人事が学べるおすすめ本③:人事こそ最強の経営戦略
これからは、スタートアップも大手の新規事業も、海外マーケットを睨んだ事業構築の必要性がより強固に帯びてくることを前提としたおすすめ本です。
事業環境に対するスピーディー適応に対し、イノベーションを支える「人」の重要性の高まりを前提として「グローバル人事」のあり方が説かれています。
根本的に重要な思想は、「人を育て、組織として機能させる」という人事の基本的機能。
これまで形をベースにしながら、「人材の多様化」と「需給のグローバル化」「人材の流動化」に対応していくことが「グローバル人事」であると述べられていました。
むしろ、経営に対する深い理解や素養を持つことや、自身が経営に関与することが必要ということでしょうね。
戦略人事の次に学ぶべき分野
戦略人事について学んだら、次に何を学べば良いでしょうか?
その答えは、事業そのものの構造やビジネスモデルについて学べる分野ですね。
例えば、スタートアップであれば新規事業の作り方や顧客開発の分野とか、IT系などであればエンジニアリングなど、現場とのコミュニケーションなどが円滑に取れていけるように現場で学び取られていることを学んでいくべきでしょうね。
もちろん、経営や事業運営に関わる会計管理なども知識としては持っておくべきでしょうね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
これから人事の仕事をしていかれたい人は、「戦略人事」的な視点や考え方、スキルを身につけていって下さいね。
今回は「戦略人事のおすすめ本を紹介:事業戦略レベルや事業運営視点でビジネスを語れる人事の台頭」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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