研修を企画したり、実際に研修を実施する人で、以下のような悩みを抱えている人もいるかと思います。
- 研修の企画って、実際には企業の中でどのように考えたらいいんだろう?
- 研修のスケジュールや流れってどうやったら作ればいいのかな?
- 研修の企画や設計をするのにおすすめの書籍(本)があったら知りたいな
このように思う人もいるかも知れませんね。
僕自身は、営業としてではありますが、研修企画などをよく実施してクライアントへ提案をしたりしていましたね。
また、若手のコミュニケーション研修なども実施したこともちょっとありました。
ここでは、その時にめちゃくちゃ参考になった考え方や研修の設計関連のおすすめ本をご紹介したいと思います。
題して、「人材開発担当者になったら読んでおきたいおすすめ本:インストラクショナルデザインの実務に役立つ」としてご紹介してまいります。
これから研修を企画する人や、研修担当者になったらぜひ読んでいただきたい本ばかりですね。
ここでご紹介する本を読むと、かなり組織的な課題を解決するようなアプローチで研修をデザインすることができるようになりますね。
それでは、さっそくみていきましょう〜。
もくじ
人材開発担当者になったら読んでおきたいおすすめ本
それでは、ここから「人材開発担当者になったら読んでおきたいおすすめ本」についてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは以下の本ですね。
人材開発担当者になったら読んでおきたいおすすめ本
- HPIの基本
- 企業内人材育成入門
- オンライン研修ハンドブック
この3冊を押させておくと、企業のインストラクターとしても、人材開発の企画者としても一通りの知識は得られるようになりますね。
それでは1つひとつみていきましょう。
HPIの基本~業績向上に貢献する人材開発のためのヒューマン・パフォーマンス・インプルーブメント~
こちらは、組織の目的や成果を達成することをターゲットにして、そのソリューションとしていかに人材を育てていくかについて解説してくれているおすすめ本です。
その上でのHPI(ヒューマン・パフォーマンス・インプルーブメント)という概念から、具体的な研修の設計方法についても解説してくれていますね。
(人材開発や人事の人でこの用語を知ってる人って少なくなった印象・・・)
インストラクショナル・デザイン代表で、データドリブン人事戦略でも著名な中原孝子さんが訳されてますね。
企業内人材育成入門
この手の本としては珍しいストーリー形式の書籍ですね。
ですので、比較的リアリティを持って理解できます。
前半は、企業内研修や教育、職場でのOJTの違いなどを丁寧に解説してくれています。
中盤は、個人のキャリアに対する説明もされています。
この点は、キャリアに対する考え方というのも時代の変遷の中で変わってきているので読み飛ばしてもいいかも知れません(が、過去の考え方を知るのも価値はありますね)
この先個人のキャリアについては、以前も記事で書いてますので、参考にしてもらえたらと思います。
後半部分は、企業内教育の政治的なお話が書かれていますね。
関連する記事
プロティアンキャリアとは?おすすめ本やメタコンピテンシーを解説:人生戦略となるキャリア論
オンライン研修ハンドブック
研修デザインハンドブックのオンライン研修バージョンですね。
こちらも体系立てられてわかりやすいと定評のあったおすすめ本です。
対面での研修と比較しながら、オンライン研修で気をつけることが丁寧にまとめられています。
オンラインの特長を活かした研修の組み立て方を考えさせてくれて、教えてくれます。
まとめ:繰り返し読んでほしい理論と実践に役立つ本です
いかがでしたでしょうか?
ここでご紹介しているのは、ぜひ繰り返し読み返して欲しいですね。
今回は、「人材開発担当者になったら読んでおきたいおすすめ本:インストラクショナルデザインの実務に役立つ」と題してご紹介してまいりました。
人材開発の設計、企画の参考にぜひしてみてください。
それでは、また次回!
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