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これからの時代、メンバーとの対話力よりマネジャーの「観察力」がキモですよ。

02_観察の時代

マネジメントの課題って、以下のようなことがもうずっと言われていたりしますよね。

じつは「永遠のテーマ」なんじゃないかなと思っていますけどね…。

そして、これらを解決してくれるものとして、この数年は「1on1ミーティング」が注目を集めていました。

導入をはじめた企業も多いのではないでしょうか。

皆さんの会社では、1on1ミーティグってしてますか?

1on1ミーティングが何かというと、上司と部下が信頼関係を構築するための会話(コミュニケーション)だと言われていますね。

1on1ミーティングのキーワードとしては以下です。

いやはや…なんとも難しそうなキーワード…。

「ただでさえ忙しいのに、そんな小難しいキーワード、なかなか理解も実践もできないよ!!」

世のマネジャーのみなさんからは、そんな声も聞こえてきそうw(いや、まさにおっしゃる通りで)

さて、そんなマネジャーの皆さんにさらに悲しいお知らせです

この1on1ミーティングも、次のステージに入ってきたということです。

それが「観察」と「推察」です。

またまた小難しいキーワードです。

今回のテーマはこの「観察」と「推察」についてお伝えしていきたいと思います。

結論だけ先にいってしまうと、「観察を通じて、相手のことについて今まで以上に思いを巡らせたり考えたりする」ということです。

これにしっかり取り組むことで、「一歩抜きん出たマネジャー」になることもあるかも…。

もくじ

コロナやリモートワークで観察と推察の重要性が高まった

2020年からのコロナの影響もあり、いろんな会社でリモートワークが行われるようになりましたね。

それまで行われていた対面でのコミニケーションや1on1ミーティングが、より実施するのが難しくなりました。

つまり、人と人とがリアルの場面で会話をするということが、とても希少性の高い時代になったんだということだと思います。

こうなると困るのが「人のマネジメント」。

何に困るのかを少し理屈っぽく書くと、以下のような感じになります。

すみません、理屈っぽくて…。

わかりやすく例えると、上司と電車での移動中で交わした「たわいのない会話」の後に、爆速で関係性がよくなるという関係構築の機会が生み出しにくくなったわけです(全然わかりやすくねぇ…)。

これは、「メンバーのパフォーマンスをマネジメントすることが実行しづらい時代」になったという事でもあると思われます。

メンバーの主体性を引き出して、「自ら考え実行するチーム」が作りづらいということですね。

だからこそ希少性の高いリアルの場面で、よりメンバーのことを観察することが重要だということです。

それでは、その「観察」と「推察」のポイントを以下ではお伝えしていきます。

観察と推察のポイント

ここからは観察と推察のポイントをお伝えしていきます。

観察のポイント

観察のポイントは以下ですね。

普通すぎますかね?

でもそうなんです。

いわゆる観察なので、この辺りは割と一般的な観察ポイントかなと思います。

では、推察はいかがでしょう。

推察のポイント

メンバーに対する推察のポイントは以下ですね。

このようなことを、一人ひとりのメンバーに対して、毎回行ってみると良いかもしれませんね。

あまり硬く考えずに、家でハイボールでも飲みながら5分〜10分メモをしてみるような気楽さで取り組んでみると良いらしいですね(リラックスモードで)。

つまりは、人間とは何か?を考え続ける姿勢

ビジネスにおいては、利益や利潤を追求するそのかたわらで、やっぱり「アイツってどんなやつなんだろうな?」と考え続ける姿勢が大切だってことです。

よりその重要性が増した時代になったのではないでしょうか。

今では1on1ミーティングなどでも、様々なコミュニケーションの理論やテクニックなどがたくさんあったりもしました。

ですが、あくまでも個人的な意見ですが、そういったものを一旦わきに置いても良いかと思います(本当か?w)。

お酒でも飲みながらゆっくりまったり人間考察にふけってみるのも、これからの時代のスタイルなのかも知れませんよ?

前回の記事にも書いた「人間性」にも近しい話だったかも知れませんね。

ぜひ、人のマネジメントを実践する人の何かの参考にしていただけたらと思います。

ま、どうせツラいんで、ほどほどに頑張っていきましょう。

それでは、今回はこの辺で。

参考記事:組織マネジメントのフレームワーク:3つの目的とは?必ずしも生産性だけではありませんよ。

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