このごろ、このWebサイトの記事が「コミュニケーション」系にかたよってますかね?
そんなの気にせず、今回もコミニケーションのど真ん中をテーマにお伝えしていきたいと思います。
「そもそも、コミュニケーションをどうやったらうまくできるのか?」
「コミュニケーションって永遠のテーマでしょ?」
という感想も持たれるかも知れませんけどね。
確かに、テクノロジーの進化によってコミュニケーションの形がどんどん進化するので、永遠のテーマではありますが…。
コミュニケーションの課題を話すときなどに、よく「論理」と「感情」というキーワードが出てきたりしませんか?
切り分け方としては皆さんもよく理解してらっしゃると思います。
また、「自分は論理タイプだな…」とか、自分の特徴を理解するのにも用いられますよね。
「論理」は「思考力」の部分が大きくつかさどる部分なので、ここでは解説しませんが、今回は「感情」の部分にフォーカスしたいと思います。
相手の「感情」を満たしながらするコミュニケーションって、あまり会話の中に出てこない気がしますからね。
では、相手の「感情」を満たしながらするコミュニケーションとは?
結論としては、以下のポイントですね。
感情を満たすコミュニケーション
- 相手の自尊心を守る(大切にする)
- 相手の話を共感的に聴き(丁寧に)反応する
- 相手に協力を求めて参画をうながす
いかがですか、イメージわきます?
これまでも1on1ミーティングやCFRなどについてもご紹介してきましたが、その土台となるような部分になるかなと思います。
今回は、「コミュニケーション力が飛躍的に向上する3つの原則:感情を満たす対話の極意を解説します」と題して、相手の感情を満たすコミニケーションってどういうものなのか!?をご紹介していきたいと思います。
それでは、早速みていきましょう!
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もくじ
感情を満たすコミュニケーション
冒頭に記載した「感情を満たすコミュニケーション」のポイントは以下ですね。
感情を満たすコミュニケーション
- 相手の自尊心を守る(大切にする)
- 相手の話を共感的に聴き(丁寧に)反応する
- 相手に協力を求めて参画をうながす
1つひとつ解説していきますね。
相手の自尊心を守る(大切にする)
1つ目の「相手の自尊心を守る(あるいは大切にする)」は、相手の「プライド」とか「誇り」を大切にしようとするスタンスですね。
逆に、これを傷つけるような態度や言動をとってしまうと、一気に関係性が崩れてしまいますからね。
なるべく相手のプライドや誇りを守ってあげたり、体面を整えてあげるようにおおらかに接していくことがポイントになるでしょうね。
例えば、「ミーティングに参加してくれていることに感謝を伝える」という心構えだったり、「ねぎらい」とか「配慮」「気にかける」というのも相手に伝わります。
そういった部分を考慮しつつ、コミュニケーションをする時は常に意識的に実践していけると良いでしょうね。
相手の話を共感的に聴き(丁寧に)反応する
2つ目は、「相手の話を共感的に聴き(ていねいに)反応する」は、実はテクニックとして皆さんもよく実践されている部分かなと思います。
相手の言ってることに対して「うなずく」とか「要約してくりかえす」とかですね。
相手の言っていることを繰り返しみたりすると、相手も「自分の話を聴いてくれてるな」と伝わりますからね。
相手に「話しっかり理解してるよ」と会話の中で認識させるのもテクニックですよね。
すると、「自分に寄り添ってくれるような態度」をとってきてくれるような効果もみられますので、この点も練習して自然にできるようになっていくと良いですね。
(自然さが大事ですよ。)
相手に協力を求めて参画をうながす
3つ目は「相手に協力を求めて協力や参画をうながす」について少しイメージを伝えていきます。
わかりやすく言うと「これはあなたにしかできないことだから、ぜひお願いしたいです」というような、ラブコール的なイメージですね。
相手が持っている「能力」や「特徴」のようなところを存分に発揮してもらえるような参画のお願いをすることで、「自分にとってあなたは必要な人ですよ」と伝えることになります。
相手も自分が必要とされる場や機会を認識すると、やっぱり承認欲求が満たされるからですね。
こういった機会の演出しながら、意味づけをした協力を打診することが、相手の感情面を満たすコミュニケーションになりますね。
この辺は、あまりやられていない人も多いという印象がありますので、ぜひ意識してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この辺は、営業活動でも大切ですね。
今回は「コミュニケーション力が飛躍的に向上する3つの原則:感情を満たす対話の極意を解説します」と題してご紹介して参りました。
練習の場としての1オン1ミーティングをやってみても良いかも知れませんね。
コミュニケーションが苦手な人や、どこか対人関係構築能力をさらに向上させていきたいと思うかたは参考にしてみてください。
それでは今回はこの辺で。
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