この5年近くの間で、個人の働き方というのが一気に激変した時代だなと、近頃よく思います。
例えば、会社が副業を解禁したり、リモートワークが加速したり、フリーランスとして働くような人も増えたり、独立・起業する人も増えたりしました。
そのような変化の大きな要因としては、テクノロジーを含めた雇用環境・労働変化もかなり大きな影響をもたらしているからだと思います。
ただのサラリーマンだった人が(僕自身ですw)、ある時は会社の一員として働いたり、またある時は個人として働くのが、どうやら、いよいよ当たり前になった時代になりましたね。
そんな時代にシフトした中で、まさにどんな能力が求められると思いますか?
「変化への対応力でしょ?」
「先を予測し変化を生み出す力でしょうね」
「何か一つの専門性じゃない?」
はい、どれも正解です!
ですが、それらの土台となる個人のスタンスである「自主独立性」が、特に重要であると言われていますね。
そんな不確実な時代を乗り越えるために必要な能力「自主独立性」についてご紹介していきたいと思います。
今回は、「自主独立性を高める長期計画を持つことのススメ:変化の激しい個人の時代に必要な能力」と題して、自主独立性が求められる理由や特徴、自主独立性の高め方などについてご紹介して参ります。
もくじ
自主独立性が求められる理由
それではここでは自主独立性が求められる理由について解説していきます
まず、自主独立性とはどのような定義なのかについて紹介していきます。
自主独立性の定義
自主独立性の定義は以下のようになります。
自主独立性
- 定義:他の人や事柄に依存することなく自分の理念や信念に基づいて行動する能力
自律性とも言われたりします。
例えば上司の指示に従うだけでなく、意見を言ったり、進んで行動するなどの主体性を発揮する人の能力ですね。
自主独立性が求められる理由
それでは、この自主独立性が求められる理由についてご紹介します。ポイントは以下ですね。
自主独立性が求められる理由
- 多様な働き方が求められる時代になった
- 高い専門性いや尖ったスキルが必要な働き方変化した
- 他者への依存性が許されない厳しい外部環境になった
このような変化が社会でも個人に対しても起こったからこそ、より以前に増して自主独立性を高める必要が出てきたのでしょうね。
自主独立性の高い人の特徴
それでは自主独立体の高い人の特徴とはどのような特徴なのかについて説明していきます。
自主独立性の高い人の特徴としては、以下ですね。
自主独立性の高い人の特徴
- 周囲の空気や意見に迎合しない
- 発言や行動に一貫性がある
- 独自のアイディアや独特な視点を持っている
このように自主独立性の高い人は上記のような特徴をを持っていますね。
長期計画を持つことで育まれる自主独立性
では、どのようにしてこの自主独立性が備わってくるのか、ポイントを解説していきます。
自主独立性を身につける方法
- 自分自身の長期計画(5年計画)を立てる
- 長期計画に基づいた行動を怠らずに実践する
- 長期計画に対して日々振り返りを実践している
以下で、一つひとつご紹介して参ります。
自分自身の長期計画(5年計画)を立てる
これは、キャリアプランではなく、自分自身の人生戦略のようなものをイメージしてもらえるといいと思います。
(以前の記事でもね、キャリアプランなんぞ捨てちまえ!って言っちゃってますからねw)
会社から与えられた目標やキャリアのルートを実現するのではなく、自分自身が成し遂げたいことやありたい自分の姿になるための計画を立てるってことですね。
ぼくは、5年くらいの長期計画をしっかり作り込んで、かなり見返したり、行動計画を立てたりしてますね。
関連記事:キャリアプランとか捨てますか?「自分だけのビジネスモデル」というセーフティネット
長期計画に基づいた行動を怠らずに実践する
次のポイントとしては、「長期計画に基づいた行動を怠らずに実践する」ですね。
この「怠らず」というのがかなり難しいです。
これをちゃんとやるためには、優先順位を変えるのがポイントです。
つまり、長期計画を実践することにプライオリティをおいて、その他は「すべてニの次」というスタンスに立つのがポイントでしょうね。
人生で一番大切なのは、「自分自身の長期計画」となれば、かなりコミットして実践できるようになりますね。
これが、やり切るのに必要なスタンスかもしれません。
長期計画に対して日々振り返りを実践している
3つ目のポイントとしては、「長期計画」に対して振り返りをしているかどうかです。
振り返りの仕方としては、先日ご紹介した「デイリー・リフレクション」も良いですね。
あとは、自分自身との対話として、思ったことを率直に書いたり、ありたい自分から見た今の自分はどんな人間なのか、などといった切り口で振り返ってみても良いですね。
以上、このような3つのポイントがあります。
参考までにぼくが今使っている5年計画もちょっとだけお見せしてみたいと思います。
5年計画を作って、その計画を実践していくことで自分自身の思想信条が磨かれていきますね。とにかくこれが自分の人生戦略なのだと言い聞かせて、なによりも大切にしたい計画になりますよ。 pic.twitter.com/paQxHfUcb7
— Yutaka Komagata (@yutaka_komagata) April 19, 2021
いろんな切り口の初期計画の立て方と言うのはあると思いますが、「自分自身どうなりたいのか、そのために必要な要素とは何か?」というのは、わりと細かく設計しても良いかもしれませんね。
(この辺は、好みもありますね)
関連記事:自分を爆速成長させるデイリー・リフレクション。毎日の内省がシンプルにできる4行日記の方法
まとめ:自主独立性が高すぎると孤独になりますw
いかがでしたでしょうか。
自主独立性は、まさに個人としての思想信条を持つと備わってくる能力ですね。
ただ、これによるデメリットは、周りの人と考えや意見が合わなくなるってことですかねw
(ぶっちゃけ、職場で友達がいなくなるので、人と仲良くかたは、注意が必要かも)
人間として一貫性を持ったり、他の人と違う生き方や考え方をしたいと思う人は、長期計画を持つなど、参考にしてみてもらえたらなと思います。
そして、実践を継続することで自主独立性が身に付いてきます。
ぜひ参考にしてみてください。
今回は、「自主独立性を高める長期計画を持つことのススメ:変化の激しい個人の時代に必要な能力」と題してご紹介して参りました。
それでは今回はこの辺で。