ティール組織について知りたい人「ティール組織って段階があるみたいだけど、いったいどんな風にして段階が分かれていくのか知りたいな~。どんなふうにして組織が発達していく考え方なんだろう?」
このような疑問にお答えしていきます。
ティール組織は、「組織の発達段階モデル」というように、組織が段階的に発達し、新しい意識を獲得していくという考えに基づいています。
ティール組織の著者、フレデリック・ラルーが主張した組織の発達段階のモデルは以下です。
組織の発達段階モデル
- レッド:衝動型
- アンバー:順応型
- オレンジ:達成型
- グリーン:多元型
- ティール:進化型
このようなモデルが組織の発達段階モデルですね。
これは、人類史も近しいモデルをたどっているとして、人類も組織も、今の現状が限界に達した段階でより高度複雑化した段階へ発展するというものですね。
ただ、よくよく理解を深めていくと、段階ではありますが、”完全移行”ではなく、内包しつつ発展していくイメージですね。
今回は「組織の発達段階モデルとは?レッド・アンバー・オレンジ・グリーン・ティールの段階的な発達」と題してご紹介してまいります。
ちなみに組織開発については「組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け」でおすすめ本を紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
それでは早速みていきましょ〜。
もくじ
組織の発達段階モデル
ここでは、組織の発達段階モデルについてご紹介していきます。
冒頭でもご紹介していますが、組織の発達段階モデルとは以下のようなモデルです。
組織の発達段階モデル
- レッド:衝動型
- アンバー:順応型
- オレンジ:達成型
- グリーン:多元型
- ティール:進化型
以下で1つずつご紹介していきます。
レッド:衝動型
ここでは、組織の発達モデルの1つ目の「レッド:衝動型」について触れていきます。
これは、恐怖による支配が行われて、混沌への対応が得意な状態の組織です。
例えば、マフィアやギャング、あとは創業期の中小企業などにもこのような特徴の組織は見られます。
アンバー:順応型
ここでは、組織の発達モデルの2つ目の「アンバー:順応型」について触れていきます。
これは、統制的な組織のモデルですね。
長期計画、階層組織、明確なルールなどによって安定する組織ですね。
行政機関とか、軍隊などもこの組織ですね。
オレンジ:達成型
ここでは、組織の発達モデルの3つ目の「オレンジ:達成型」について触れていきます。
これは産業革命以降に生まれた現代の企業のほとんどが当てはまるといわれていますね。
目標達成が幸福につながっていると感じる組織がこの組織です。
グリーン:多元型
ここでは、組織の発達モデルの4つ目の「グリーン:多元型」について触れていきます。
女性活躍や価値観の多様性への受容、公平や協調、調和を重視する世界観の組織ですね。
その中でも家族的な一体感も得られる組織で、非営利団体や文化重視の企業に見られています。
ティール:進化型
ここでは、組織の発達モデルの5つ目の「ティール:進化型」について触れていきます。
こちらが自己実現を重視した新しい組織のモデルですね。
ラルーはこの段階にある12の組織を研究してティール組織を執筆していますね。
ティール組織のおすすめ本
ここでは、ティール組織のおすすめ本についてご紹介しておきます。
ティール組織のおすすめ本
インテグラル理論は掘って勉強してもいいテーマじゃないかなって、最近おもってます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
改めて、ポイントは以下ですのでご紹介しておきますね。
組織の発達段階モデル
- レッド:衝動型
- アンバー:順応型
- オレンジ:達成型
- グリーン:多元型
- ティール:進化型
今回は「組織の発達段階モデルとは?レッド・アンバー・オレンジ・グリーン・ティールの段階的な発達」と題してご紹介してまいりました。
それではまた次回!