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対話型組織開発【要約・感想】組織開発をビジネスとして展開していきたい人が読んでおくとおすすめの本

対話型組織開発
悩んでいる人

組織開発の専門家になりたい人「組織開発ってどうやって作っていけば良いんだろう?どんなことを学べば組織開発をビジネスにできるかな?何か網羅的なおすすめの本ってあるのかな?」

コマガタ

それなら、「対話型組織開発」って本が特におすすめですね。

これを読まれている人の中には、組織開発について悩んだり考えたりすることって、もしかしたらあると思います。

ぼく自身も、組織開発を商品開発しようとした時に、ちょっと勉強したりしました。

「対話型組織開発」を読んでみた後は、顧客へのアプローチも考えられたり、参考になったりしたので、サービス化するための知識習得にはとても役にたつおすすめ本ですよ。

今回は、「対話型組織開発【要約・感想】組織開発をビジネスとして展開していきたい人が読んでおくとおすすめの本」と題しまして、学んだポイントや感想をご紹介していきます。

それではさっそくみていきましょう!

もくじ

「対話型組織開発」の書評

それではここから、「対話型組織開発」の書評についてまとめていきます。

一言でいうと、「対話型組織開発」は、組織開発のサービスを提供する人には専門書としておすすめのです。

ちなみに、組織開発でおすすめ本をもっと知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

関連する記事

組織開発の本でおすすめの書籍を紹介します:入門から専門的理論と体系論を学びたい人向け

「対話型組織開発」の概要

以下で改めて「対話型組織開発」の概要についてご紹介してまいります。

書籍名 対話型組織開発
著者 ジャルヴァース・R・ブッシュ、ロバート・J・マーシャク, 中村和彦
出版社 英治出版
発売日 2018年07月03日頃

めちゃくちゃ分厚くて、紙もペラペラですから、辞書ですよ、マジで。。。

対話型組織開発」の目次を紹介

それでは、「対話型組織開発」の目次を以下で紹介していきます。

「対話型組織開発」:目次

  • 第1部 序論および概要(対話型ODのマインドセット/対話型ODの実践)
  • 第2部 対話型ODの理論的基盤(社会構成主義者による表象としての知識への挑戦ー組織変革の理解に向けて/ディスコースと対話型OD/生成的イメージー新規性の探索 ほか)
  • 第3部 対話型ODの実践(変革を可能にするものー対話型ODを推進するためのスキル/対話型ODにおけるエントリー、レディネス、契約/対話型ODにおける変容的学習 ほか)
  • 第4部 結論ー今後に向けて

ページ数だと、およそ650ページありますよ(全部読めないw)

「対話型組織開発」の要約

「対話型組織開発」を要約すると、以下です。

「対話型組織開発」の要約ポイント

  • なぜいま対話なのか、対話が求められる背景を論じてます。
  • 対話によって何が変わるか、対話がもたらす期待される効果性についても論じられています。

ちょっと専門書すぎて、一般的なビジネス書よりは割高ですけどね…。

対話型組織開発」から得られる3つの学びポイント

ここからは、「対話型組織開発」から得られる3つの学びポイントをご紹介します。

3つの学びポイントは以下ですね。

「対話型組織開発」から得られる3つの学びのポイント

  1. 組織開発のコンサルとしてのセールス方法の参考になる
  2. ナラティブ・アプローチなど、昨今話題の手法も取り上げられている
  3. 自分をさらけ出す

以下で1つずつ解説していきます。

「対話型組織開発」の学びポイント①:組織開発のコンサルとしてのセールス方法の参考になる

1つ目は「組織開発のコンサルとしてのセールス方法の参考になる」です。

なぜなら、契約締結の部分にも、組織開発コンサルタントとして何をしていくべきか、何を準備すべきかを記載してくれていますからね。

これまでの専門書の中で、ここまで顧客と寄り添って書かれている書籍も少ないと思います。

コンサルティングのセールス・準備・スタンス・プロセスとして、あらゆるコンサルタントに参考になるおすすめポイントですね。

「対話型組織開発」の学びポイント②:ナラティブ・アプローチなど、昨今話題の手法も取り上げられている

2つ目は「ナラティブ・アプローチなど、昨今話題の手法も取り上げられている」です。

対話が中心のこの書籍、さすがに対話の手法はさまざままとめられていて、非常に参考になる部分も多いです。

例えば、対話、探求を促していく際の「問い」の立て方など、対話・探求の目的に合わせた問いの例も参考になったりします。

組織開発のみならず、1on1やファシリテーションにも応用して活かせる部分ですね。

「対話型組織開発」の学びポイント③:自分をさらけ出す

3つ目は「自分をさらけ出す」です。

なぜなら、人と人との対話を促していく、あるいは本音・本気を導き出す人たちが、自分の本音を話さなかったり、本気度が伝わってこないというのはよくありますよね。

そういっている本人がまずは自分をオープンに発信していくというか、飛び込んでいく姿勢から、周囲も変わってきますし、対話をする気持ちに切り替えられると考えられます。

ある種、姿勢でもあり、スキルでもあるのがこの「自分をさらけ出す」というものですね。

「対話型組織開発」の次に読んで欲しいおすすめ本のシリーズ

「対話型組織開発」の次に読んで欲しい本もご紹介していきます。

もしエンゲージメントを高めたいと思う人は、「エンゲージメント」の本などもおすすめです。

他には、「人材開発」、「問題解決」などが学べる本などもぜひおすすめですので、よければそちらも読んでみてください。

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「対話型組織開発」の書評のまとめ

いかがでしたでしょうか?

ここまでのポイントをまとめてご紹介しておきます。

「対話型組織開発」の書評まとめ

  • なぜいま対話なのか、対話が求められる背景を論じてます。
  • 対話によって何が変わるか、対話がもたらす期待される効果性についても論じられています。

「対話型組織開発」を読んだ学びや気づき、感想

  • 組織開発のコンサルとしてのセールス方法の参考になる
  • ナラティブ・アプローチなど、昨今話題の手法も取り上げられている
  • 自分をさらけ出す

今回は、「対話型組織開発【要約・感想】組織開発をビジネスとして展開していきたい人が読んでおくとおすすめの本」と題してご紹介してまいりました。

参考にしてもらえたら嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で。

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