ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- なんだか聞いていてもつまらないな…
- 内容はいいんだけど、やる気が起こらない…
- 話している本人も何か楽しそうじゃないよな…
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
話し手のモチベーションが低いというわけではなく、おそらくそれは、「表現力」という能力が影響していると思います。
表現力は、影響力や説得力などにも関連してくる対人関係構築能力として重要ですね。
あらゆる場面で、この表現力の駆使が必要な時代になってきました。
今回は「表現力とは何か?対個人や対集団、インターネットなどを通じた不特定多数への発信力へと拡張した能力」と題してご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
表現力とは何か?表現力の定義を解説
それでは、ここから「表現力」とは何か?ということで、「表現力」の定義についてご紹介してまいります。
「表現力」の定義としては、以下ですね。
表現力の定義
事実や思いを言葉や文章で明確に伝えていく能力
「言葉」や「文章」というところがポイントなんでしょうね。
あらゆるコミュニケーション手段が含まれると理解してもらえるといいんじゃないでしょうか。
では、「表現力」の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは「表現力」の強い人からいきましょう。
表現力の強い人の行動の特徴
それでは、「表現力」の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
「表現力」の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
表現力の強い人の行動の特徴
- 論点を明確にして、理路整然と話していく
- 表情や身振り手振りが自然とできて、話すトーンやテンポなどもメリハリがある
- 聞き手や状況に適した言葉とテーマでわかりやすく相手に伝える
- 適切で簡潔な文脈で自分の考えや意図を表現する
このような行動をする人は、「表現力」が強いといえます。
伝えようとする意思もあるでしょうが、内容の論理構成とフィジカルな伝え方の両方がこの「表現力」には必要ですね。
では、一方の「表現力」の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
表現力の弱い人の行動の特徴
「表現力」の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
「表現力」の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
表現力の弱い人の行動の特徴
- 冗長的に話したり、断片的で発言の意図や論点がわかりにくかったりする
- 内容が観念的であったり、抽象的であったり、断片的だったりする
- ボソボソとした話し方で、わかりにくい
- 文章や会話に脈略がなく、要点がわかりにくい
こんなようなことをする人は、「表現力」が弱いと判断できますね。
つまり、わかりにくいってことですよねw
表現力を見極めるポイント
それでは、ここでは「表現力」を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで「表現力」の高い人、低い人を見極められると思いますね。
表現力の高い人を見極めるポイント
- はっきりと、理路整然と話す
- ジェスチャーや目線など、聞き手を引き込む話し方をする
- 声の大きさなど適切で聞き取りやすい
- 内容構成が考えられており、効果的に論点を伝えた
表現力の低い人を見極めるポイント
- 話し方に抑揚がない
- 資料や図解、グラフなどを見ながら、事実を淡々と話す
- 話し方が単調で、メリハリがない
- 聞き手の反応を無視して、一本調子な話し方になっている
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
聞き入ってしまったり、スッと理解できるような内容だったり、表現力の上手な人とのコミュニケーションは発見が多かったり、勉強になったりしますね。
まとめ:表現力を発揮する近道
いかがでしたでしょうか?
「表現力」は、語彙をたくさん知ったり、ホワイトボードを書きながら話す練習をしたり、図解をしながら話したり、色々とパフォーマンスとしても伸ばせますよ。
これらはテクニックでもあるので、色々と他の人の表現力なども取り入れてみてくださいね。
表現力は、対個人だけでなく、対集団や、インターネットなどを通じた不特定多数への発信力へ拡張していってますね。
文章力や他の表現も意識して「表現力」を高めていってください。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回は、「表現力とは何か?対個人や対集団、インターネットなどを通じた不特定多数への発信力へと拡張した能力」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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