ときどき、以下のような人物に出くわしたりしませんか?
- あの人の言ってることって、思い込み強すぎない?
- この情報ってどういう背景があったのか、ちゃんと考えられてるのかな?
- どうしてこういう情報や結果になったのか、裏付けってなんなんだろう?
こんなふうに思ったり感じたりすることって、あると思います。
おそらくそれは、「分析力」という能力が影響していると思います。
意思決定に必要な能力のひとつですね。
よく、判断力や決断力などと間違われる能力でもありますね。
分析は、情報に対する洞察力みたいなイメージを持ってもらえるといいかもしれませんね。
では、その「分析力」とは何なのか?
今回は「分析力とは?物事の背景や本質・核心、真意や真相にたどり着く能力:思い込みからの脱却が必要」と題してご紹介してまいります。
以前にも、問題解決力を高めるおすすめの本をご紹介しましたが、分析力はけっこう影響すると思いますね。
それでは、さっそくみていきましょ〜。
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もくじ
分析力とは何か?分析力の定義を解説
それでは、ここから「分析力」とは何か?ということで、「分析力」の定義についてご紹介してまいります。
「分析力」の定義としては、以下ですね。
分析力の定義
情報をよく理解し、状況を的確に捉えようとする能力
「よく理解」がポイントなんでしょうね。
ラストの「状況を的確に捉えようとする」は、今まさにどういうことが言えるのか、ということを理解することだと言えます。
では、「分析力」の高い人、低い人はそれぞれどのような行動の傾向があるのかをご紹介してまいりますね。
まずは「分析力」の強い人からいきましょう。
分析力の強い人の行動の特徴
それでは、「分析力」の強い人の行動の特徴をこちらでは解説していきます。
「分析力」の強い人の行動の特徴は以下のような行動をする人ですね。
分析力の強い人の行動の特徴
- 事実や手元の情報を整理して、問題点を明確にすることができる
- 状況をよくとらえて、取り組むべき課題を設定する
- 現状のいろいろな状況や兆候をとらえ、将来起こりそうな問題を予測、認知する
- 事実情報や手元の情報をベースに、論理的に課題の根拠を明らかにする
このような行動をする人は、「分析力」が強いといえます。
では、一方の「分析力」の弱い人の行動の特徴はどういうものかをみていきましょう。
分析力の弱い人の行動の特徴
「分析力」の弱い人の行動の特徴をご紹介していきます。
「分析力」の弱い人の行動の特徴は、以下のような感じの人ですね。
分析力の弱い人の行動の特徴
- 先入観や偏見で決めつける
- 気合と経験則に頼り、取り組むべき課題が明確にならない
- 根拠を探ろうとせずに、結論に飛躍する
- 現状の対応にとらわれ、この先に起こる問題やリスクへ関心を払わない
こんなようなことをする人は、「分析力」が弱いと判断できますね。
ぼくも先入観、偏見、過去の経験とかから考えることが多くて、ホント分析力が足りてないな〜と、この記事を考えながらめちゃくちゃ反省しましたね。
じっくりその情報について「解像度を上げる」イメージで、あれこれ色んな角度で考えていきたいです。
分析力を見極めるポイント
それでは、ここでは「分析力」を見極めるポイントについてご紹介していきたいと思います。
以下のようなポイントで「分析力」の高い人、低い人を見極められると思いますね。
分析力の高い人を見極めるポイント
- 問題の背景や関連性に目を配り、原因を追求しようとしている
- 不明点はそのままにせず、積極的に情報を収集して事実の解明に努める
- 表面邸な事象に流されず、根本的な原因や本質を追求しようとする
- 問題を発見し、背景や本質へのアプローチを試みる
分析力の低い人を見極めるポイント
- 情報のとらえかたが表面的で掘り下げが弱い
- 今後起こり得る問題に目が向かず、現場への対応にとらわれがちであった
- 目の前の対策立案に追われて、情報の緻密な吟味や検討が十分に行われていない
- 自分の経験則にとらわれがちになり、背景や原因への踏み込むが足りない
このようなところが見極めるポイントになりそうですね。
「目の前の対策立案に追われて、情報の緻密な吟味や検討が十分に行われていない」っていうのは、めちゃくちゃ共感しますけどね。
早く結論というか、考えをまとめ上げてしまいたいっていう気持ちが強くなります。
時間に追われたりすると、分析に時間をかけなくなったりしますよね。
まとめ:分析力を発揮する近道
いかがでしたでしょうか?
「分析力」を鍛えるって、思考の訓練でもあります。
ビジネスのフレームワークなどを用いたりするのも、分析力を高める一つの訓練ですよね。
(自分に言い聞かせてますw)
ただし、分析の森にさまよってしまう人も多いので、ご注意くださいね。
今回は、「分析力とは?物事の背景や本質・核心、真意や真相にたどり着く能力:思い込みからの脱却が必要」と題してご紹介してまいりました。
それでは、また次回!
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